霊感ゼロ 小説一覧
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ただの除霊(掃除)ですが何か?〜事故物件専門の清掃バイトを始めたら、最強の破邪使いと勘違いされて極道若頭や冷徹宮司に崇められています〜
金欠に悩む元女子大生の坂巻佳乃(22)が見つけたのは、時給五千円の「事故物件専門清掃」バイト。
採用理由は――霊感完全ゼロ、握力50キロ、重度の潔癖症。
入った瞬間、誰もが発狂するという最凶アパート。
肌を刺す冷気と怨念の悪臭に包まれる中、佳乃は腕まくりをして言い放つ。
「冬場でもないのにこの底冷え、完全に隙間風と床下の湿気ですね。まずは窓全開にして換気!」
「壁の血文字? タンパク質汚れにはセスキ炭酸ソーダとメラミンスポンジです!」
突風に煽られ、強アルカリと物理摩擦で分子レベルまで削り落とされた怨霊たちは「削れるぅぅぅ!」と阿鼻叫喚の末に消滅。
絨毯の呪いはオキシ漬けで極楽浄土へ、妖刀のサビはピカールで研磨されて戦国武将が号泣成仏!
しかし、現場を見に来た者たちは完全に勘違いしてしまった。
「呪文も印も結ばず、白い神粉(重曹)と激落ちくんだけで特級呪霊を消し去る規格外の破邪神……!」
冷徹無比な美形宮司は「生き神の依代」と平伏し、
強面の極道若頭は「俺の女神だ」と尽くし始め、
生意気な神童陰陽師は「僕にクレンザーを持たせてください!」と弟子入り志願!?
さらにはオカルト公安や憑かれやすい人気若手俳優まで押しかけてきて、佳乃の周囲は大混乱!
「あの、皆さん邪魔です! 喧嘩するなら外でやってください! そこモップかけますから!」
本人はただ掃除をしているだけなのに、なぜか命がけで愛され崇められる――!?
科学とお掃除テクで悪霊を根絶やしにする、痛快勘違いオカルトコメディ!
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