大阪人 小説一覧
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【毎週日曜更新(書けたら水曜日も)】
関西人サラリーマン×異世界の術師
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「ニライ・カナイ」――幾千幾万の世界から、すべての人間の魂が集う場所。
この世界では、死者の魂で新たな人間を作る「反魂組成術」が広く行われている。
人々は、その術を使う者を「屍霊術師」と呼ぶ。
ロラン・ミストラルも、その屍霊術師の1人。
人を嫌い、森の奥深くの庵で人間を作り続けている。
拾い上げた魂を泥の人形に宿し、口づけを介して魔力を注ぐ。これを10日間繰り返せば、反魂組成は完了する。
今日もまた、1人…。
呼び寄せた男の名前は、栢木 倫理(カシワギ・トモミチ)。
「大阪弁」という奇怪な言葉で話す、妙な男だ。
奇妙なのは、言葉遣いだけではなかった。
死者特有の無気力さや陰鬱さがなく、明朗快活だ。
他者に嫌われ、自身も孤独を望むロランにさえ、馴れ馴れしく話しかけてくる。
当初は苛立ちを覚えたロランも、やがて彼と過ごす日々を楽しいと感じ、彼のために何かをしたいと願うようになる。
日を追うごとに、その思いは募っていき――。
だが、トモミチには重大な秘密があった。
彼の魂はニライ・カナイの奥底にある黒の大河から引き上げてきたものだ。
黒の大河は、命を投げ出した者――自死者の魂が集結する河。
カシワギ・トモミチは自殺をした。
だが、彼の頭からはその記憶が抜け落ちている。
命が形成されるまでの10日間、自死者は決してその事実を思い出してはならない。
思い出した瞬間、彼らは自我を保てず、泥となって崩れ去る。
記憶が戻らぬよう細心の注意でトモミチに接するロランだったが、ふとしたきっかけで、彼の記憶は蘇っていき――。
誰にも省みられず生きてきた孤独な青年と、満ち足りた人生を歩みながら自ら命を断ってしまった青年が紡ぐ、泡沫の恋の話。
*作中方言について
「そんな言い回しはない」などの指摘はご遠慮くださると助かります。
関西、大阪、多種多様な言い回しがございます……_(:3 」∠)_
*明るい場面もありますが、重く暗いです。
*R回には※※をつけてます。
*Nolaノベル様・小説家になろう様でも連載中です。
文字数 313,522
最終更新日 2026.03.08
登録日 2024.10.31
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最後の力を振り絞って、永遠の呪いをかけようとした最後の魔術師。呪文を噛んで失敗し、その影響で関西在住の女2人が異世界へと渡ってしまった。何のチートもないが、大阪の女は世界最強のリーサルウェポン。迷惑をこうむるのは、異世界人か、大阪人か?これは、異世界で逞しく生きる大阪人の物語である・・・のか?
文字数 34,315
最終更新日 2019.08.28
登録日 2019.08.06
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