「講談社ラノベ文庫」の検索結果

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 閻魔大王様のひとり娘の閻魔姫(七歳)は「私だってひとりでできるもん」という理由で地獄界から家出してきました。そして人間界で、もうすぐ死ぬ運命だった大野裕樹(ユウキちゃん)の魂を狩るはずが、『大』と『太』をまちがえて、ユウキちゃんのクラスメートの太野裕樹(ヒロキくん)の魂を狩ってしまいます。おかげで、ヒロキくんは自分の魂を持たない、不死の魔人になってしまいました。  でも、閻魔姫は自分のミスを認めません。 「私、地獄界から家出してきたんだもん。だから、家来が欲しくてヒロキを魔人にしたのよ」  閻魔姫はお付きの死神ボタンをつれて、ヒロキくんの家に居候をします。ヒロキくんはヒロキくんで 「このままだと、クラスメートのユウキは寿命が尽きて死んでしまう。なんとかしないと」  と考え、閻魔姫の家来として、成仏屋をやることにしました。ほかにも、閻魔大王様の命令を受けた死神のアズサとザクロが閻魔姫を迎えにきたり、いろいろと騒動もありましたが、本当の問題はこのあとでした。地獄界の釜に封印されていた、べつの不死の魔人が脱走していたのです。不死の魔人の目的は閻魔姫との結婚でした。 「何も悪いことはしてないのに、俺は不死の魔人というだけで地獄の釜に封印された。でも、閻魔姫と結婚できたら、俺は次の代の閻魔大王だぜ? そうすれば自由になれる。俺は自由が欲しいんだ」  閻魔姫は七歳です。そんな横暴、見過ごすわけにはいきません。ヒロキくんは魔人と対決します。そのときは、なんとかヒロキくんが魔人を追い返したのですが、魔人はヒロキくんの魂を閻魔姫から奪っていました。  後日、自分の魂その他を賭けて、改めてヒロキくんと魔人は対決しますが、ヒロキくんは負けてしまいます。しかし、そのとき、閻魔姫、ボタン、アズサ、ザクロ、ユウキちゃんが駆けつけます。みんなの助けもあって、ヒロキくんたちはなんとか魔人を拘束することに成功したのでした。  これは、第5回講談社ラノベ文庫新人賞で二次(2次)落ちした話です。  この話は、「小説家になろう」、「ノベルアップ+」にも掲載しています。
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小説 21,302 位 / 21,302件 ファンタジー 8,271 位 / 8,271件
登録日 2021.05.29
SF 連載中 長編
彼女の名前は颯爽桜。 南石高校に通う黒髪の美少女だが、幼いながらに相対性理論を完璧に理解し、様々な発明によって特許を取得し恐ろしい額の財産を有する、おそらく近い将来人類の至宝と呼ばれ歴史に名を刻むであろう天才少女。 ただしなんというか、お察しの通りの馬鹿である。 これは桜と、幼馴染で専用ツッコミ役の梶原達樹の二人を中心に繰り広げられる物語である。ただし時々タイムマシンが爆発したり全裸が空を飛んだり豆鉄砲で銃撃戦がくり広げられたりすることがあるので要注意。 なおこの物語はフィクションなので、実在する団体・人物・自然現象・科学的事象とはあまり関係がございません。 ・第1回講談社ラノベ文庫新人賞 第3次審査通過の同名作品の改稿作となります。 ・「小説家になろう」様投稿作品
24h.ポイント 0pt
小説 21,302 位 / 21,302件 SF 1,118 位 / 1,118件
登録日 2015.03.13
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