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悪路に阻まれた陸の孤島、ルースライン。
貧しい領の運営に苦心する兄を支えたいと、妹のリゼはいつも思っていた。
ある時、支援に来た調査官のおざなりな仕事ぶりを目の当たりにしたリゼは、領の窮状を強く訴える。
非情に思えた国の官吏ギルベルトとリゼの距離はいつしか近づくが、身分も価値観も違う二人の間には厚く高い壁があった。
仕事や政略結婚、領の未来に翻弄され奔走する二人が、幸せになるまでの物語。
※作中の仕事や災害、病、小物の知識などは全てフィクションです。史実や事実に基づいていないことをご理解ください。
※8万字前後になる予定です。
文字数 83,560
最終更新日 2025.05.03
登録日 2025.04.25
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