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皇甫嵩(こうほすう)という。字(あざな)は義真(ぎしん)。
涼州(りょうしゅう)の生まれである。
三国志演義を知っている人なら、黄巾(こうきん)の乱で見た名前かもしれない。
その皇甫嵩に、三国志の正史は伝記を立てていません。
伝記の本体は後漢書(ごかんじょ)のほうにあります。
その後漢書と三国志の正史を土台に、皇甫嵩義真の五十九年を、序章+全十五章で描きます。
劉備・関羽・張飛は出ません。正史では、この三人は皇甫嵩の軍にいないからです。
文字数 47,277
最終更新日 2026.10.12
登録日 2026.09.23
平安の終わり、一人の若い郎党が問う。「武士とは、何か」。
源平の争乱から鎌倉、南北朝、応仁の乱、戦国、安土桃山、そして幕末から西南戦争へ——約七百年。武士が生まれ、栄え、作法を整え、やがて自らの手でその時代を終わらせるまでを、各時代を生きた男たちの視点で描く歴史群像劇です。頼朝、尊氏、道三、信長、秀吉、西郷……時代の象徴たちが、視点を受け渡しながら物語を運びます。
土地のために戦い、土地を恩賞として頂く——それが、武士でした。だが信長は土地を一個の茶碗に変え、秀吉は検地と刀狩で武士と百姓を永遠に分け、泰平の世は、ついに刀を飾りに変えていく。「武士とは何か」という問いの答えは、時代ごとに、姿を変えていきます。
そして物語は、武士たちがそれぞれの時代に遺した「武士とは――」という言葉を束ねていきます。
文字数 195,825
最終更新日 2026.10.12
登録日 2026.07.10
飢えと疫病の村に、黄色い布を掛けた男たちがやって来る――「蒼い天は死んだ。次は黄色い天が立つ」。
正史(陳寿『三国志』と裴松之注)を土台に、黄巾の乱(一八四年)から晋の統一(二八〇年)までの約百年を、七部の歴史群像劇として描きます。
人は、何に仕えるのか。
土地か、人か、家か。土地に根を張る者は、主君ではなく土地に仕える。根を持たぬ者は、人に従って流れていく。やがて仕える先は個人から家へ移り、最後には、仕えるか仕えぬかという選び方そのものが問われます。
文字数 209,717
最終更新日 2026.10.12
登録日 2026.07.11
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