さぼてん

さぼてん

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ファンタジー 連載中 長編
『スキルなし』と鑑定され、勇者パーティを追放された少年レン。だがそれは偽りだった。 彼の正体は、目に映った技を喰らい、取り込み、作り替えてしまう規格外の異能《万象写し》の 持ち主。鑑定スキルすら喰っているせいで、鑑定の儀では「無能」としか映らなかったのだ。 ——そしてレンには、もう一つ秘密があった。才能で人を値踏みするこの世界を、どこか他人事のように 見透かす、前世の記憶。かつて別の世界で「何も産めない」と値踏みされて死んだ彼にとって、この国の やり方は、嗤えるほど見覚えのあるものだった。 だが、世界はもっと歪んでいた。この国では才能こそが人の値段で、何も産まない力—— 喰らい、吸い、消す力を持つ者は「ネズミ」と蔑まれ、駆除すべき害獣として扱われる。 そしてレン自身が、その「ネズミ」の血を引く最強の一匹だった。 幼い妹を救えなかったあの日から、「二度と間に合うものか」と技を喰らい続けてきた彼は、 侮った貴族も、捨てた勇者も技名一閃で叩き伏せながら、やがて知る——妹を奪ったのは魔物 ではなく、ネズミを奴隷にして甘い汁を吸い続ける、清潔な顔をした権力者たちだったと。 生み出すだけでは、変えられない。喰らう者の、無双と喪失と、世界を作り替える物語。
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小説 229,210 位 / 229,210件 ファンタジー 53,412 位 / 53,412件
文字数 16,129 最終更新日 2026.07.09 登録日 2026.07.06
ファンタジー 連載中 長編
配信探索者ハルの能力は——「自分を好きな人の数だけ強くなる」。観られ、愛されるほど無敵になる、稀代のスターだ。毎回“最弱の絶体絶命からの大逆転”を演じ、嘘みたいな逆転劇で信者を増やし続ける。 ——だが、その能力は真っ赤な嘘。雇われ悪役もサクラもピンチも、彼の制作チーム《スタッフロール》が仕込んだ完全な演出だ。ハルは現代Webマーケの原理(社会的証明・希少性・ピークエンドの法則…)を一つずつ実演し、“愛”という名の信者を、淡々と刈り集めていく。 なぜ、そこまでして人の心を集めるのか。新入りスタッフのナギは、まだ知らない。最弱を演じる男の本当の狙いが——この国を、ひっくり返すことだと。 かつて、数百万に見られながら誰にも助けられず死んだ父。その“見殺しの興行”を生んだ体制ごと、ハルは内側から食い破るつもりだった。集めた愛を、兵に変えて。
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小説 31,852 位 / 229,210件 ファンタジー 4,776 位 / 53,412件
文字数 45,941 最終更新日 2026.07.08 登録日 2026.06.30
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