威風

威風

こんにちは、威風と申します。 拙作『ハインソード・サーガ』好評連載中。新作も併せてお楽しみ頂けたら幸いです(๑ゝω╹๑)!
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田舎の村テランにて生まれた少年ハインリヒは、その髪が珍しい銀色だった為、町長である両親から【神童】であると周囲に喧伝されてしまう。元々調子に乗りやすい性格だった彼は、イキりにイキり、遂には村へとやって来た予見の王女様へとアピールをし、同年代にして王国騎士団最強と称される女騎士、レシィ=クリムゾンと対戦する羽目になってしまう。 辛くも勝利を収めたハインリヒだったが、初めての死闘にビビりまくり猛省。掌返しで【神童】である事を止めてしまう。 その様な彼の態度に怒ったのは、今まで彼に付いてきていた幼馴染のキッチェである。 気まずい形で擦れ違いを続ける両者。 月日が経つと、ハインリヒは村で虐められていた魔族の兄妹と邂逅する。彼等を助け、同時に修行を見る事となった彼は、兄妹が持つ類稀なる才能に驚き、自身の弱さを痛感していく。  キッチェから逃げ、己の才能から逃げ始めた時――彼の前に邪神が現れる。 魔族の兄妹――ライディとリィンを魔王の子と呼んだ邪神は、村を襲い、彼等兄妹を打ち倒し、幼馴染のキッチェをハインリヒの目の前で殺害する。 完全に切れたハインリヒは、邪神の持つ【権能】を持ち前の学習能力で模倣し、戦いの中で編み出した新たなる魔術理論【滅属性】を用いて邪神を滅ぼした。 覚醒した魔王の血を分け与える事で、再び復活するキッチェ。 事もなく全てが終わったと思う彼等だが――此処が全ての始まりだった。 これは、人間という最弱の種族へと生まれた天才がーー創世よりも生きた邪神を打倒する物語。 創世の女神。七大邪神。神々の思惑により翻弄され、動かされる世界。 彼等の目的とは? 神とは一体何なのか? 「神童……神……ゴッド。つまりイコール俺。ああ――世界の底……見えちまったな」 * * * この作品は『小説家になろう』様でも連載しております。
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文字数 35,066 最終更新日 2021.08.29 登録日 2021.08.28
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