ハインソード・サーガ〜神童と謳われた俺は、邪神に狙われるそうです〜
田舎の村テランにて生まれた少年ハインリヒは、その髪が珍しい銀色だった為、町長である両親から【神童】であると周囲に喧伝されてしまう。元々調子に乗りやすい性格だった彼は、イキりにイキり、遂には村へとやって来た予見の王女様へとアピールをし、同年代にして王国騎士団最強と称される女騎士、レシィ=クリムゾンと対戦する羽目になってしまう。
辛くも勝利を収めたハインリヒだったが、初めての死闘にビビりまくり猛省。掌返しで【神童】である事を止めてしまう。
その様な彼の態度に怒ったのは、今まで彼に付いてきていた幼馴染のキッチェである。
気まずい形で擦れ違いを続ける両者。
月日が経つと、ハインリヒは村で虐められていた魔族の兄妹と邂逅する。彼等を助け、同時に修行を見る事となった彼は、兄妹が持つ類稀なる才能に驚き、自身の弱さを痛感していく。
キッチェから逃げ、己の才能から逃げ始めた時――彼の前に邪神が現れる。
魔族の兄妹――ライディとリィンを魔王の子と呼んだ邪神は、村を襲い、彼等兄妹を打ち倒し、幼馴染のキッチェをハインリヒの目の前で殺害する。
完全に切れたハインリヒは、邪神の持つ【権能】を持ち前の学習能力で模倣し、戦いの中で編み出した新たなる魔術理論【滅属性】を用いて邪神を滅ぼした。
覚醒した魔王の血を分け与える事で、再び復活するキッチェ。
事もなく全てが終わったと思う彼等だが――此処が全ての始まりだった。
これは、人間という最弱の種族へと生まれた天才がーー創世よりも生きた邪神を打倒する物語。
創世の女神。七大邪神。神々の思惑により翻弄され、動かされる世界。
彼等の目的とは? 神とは一体何なのか?
「神童……神……ゴッド。つまりイコール俺。ああ――世界の底……見えちまったな」
* * *
この作品は『小説家になろう』様でも連載しております。
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