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没落した伯爵家の長女・アリエルに、突然の縁談が舞い込んだ。
相手は、国民的英雄でありながら「冷酷悪魔」と恐れられるロイアス・ジャンヌール侯爵。
侯爵が提示したのは、伯爵家の借金をすべて肩代わりし、家族の生活を援助する代わりに、愛のない
「白い結婚」をするという条件だった。
普通なら絶望するような縁談。
ところが、アリエルには結婚にまつわる、とある切実な悩みがあって……。
「白い結婚!? 最高じゃないの!」
家族も救えて、夫婦としてのアレコレもなし!
こんな好条件、逃すわけにはいかない!
意気揚々と嫁いだアリエルだったが、待っていた侯爵は、噂とは裏腹に絶世の美男子。
しかも、どうやら少々クセのある人物らしい。
愛のない契約結婚のはずなのに、なぜか侯爵家では大切にされ、予想外の出来事ばかり。
そして、冷酷悪魔と呼ばれる旦那様との距離も、少しずつ変わっていって……?
恋愛に不器用な侯爵様と、明るく天然な元伯爵令嬢。
勘違いとすれ違いだらけの、じれったくて甘い溺愛ラブコメディ!
コメディ要素多め。ハッピーエンドです。
文字数 12,241
最終更新日 2026.11.03
登録日 2026.11.02
元・伯爵令嬢ながら、没落して平民となったメイドのルティ・ブランシュ(20)は、ギルモア帝国の王宮で六年間働いてきた。
仕えているのは、頭脳明晰、容姿端麗、そしてなぜかやたらと距離が近い王太子ダリアン。
三年前に専属メイドになってからというもの、気がつけばルティの部屋はダリアンの私室の中に作られていた。
二人の間を隔てるのは、ドア一枚だけ。
「……いくらなんでも、年頃の男女が近すぎませんか!?」
しかし、違和感に気づいたときにはすでに遅かった。
“王太子専属メイド教育”という名目で妃教育まで受けさせられ、知らないうちに結婚への外堀を埋められていたのだ!
一方、完璧な腹黒王太子ダリアンは――。
六年前に一目惚れしたルティを妻に迎えるため、着々と準備を進めていた。
そして、ついにその日がやってくる。
「ルティ。わたしと結婚しよう」
……平民メイドのわたしにプロポーズとか、正気ですか!?
六年越しの執着愛に、逃げ道はあるのか!?
逃げ道ゼロの王宮ラブコメディ。
どうする、ルティ!
文字数 16,447
最終更新日 2026.11.01
登録日 2026.11.01
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