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戦うことしか取り柄がないと思っていた青年レインは、ある日パーティから不要と切り捨てられた。
当てもなくさまよう中で迷い込んだ古代遺跡――そこで彼が起動させたのは、伝説の**移動要塞《アーク・フォートレス》**だった。
それは国さえ滅ぼせる力を秘めた古代兵器。
……のはずなのに、実際に使ってみれば中は意外にも快適そのもの。
広い個室、清潔な浴場、保存庫つきの巨大厨房、魔導で育つ菜園、魔物素材を加工できる工房までそろっている。
どう考えてもこれは、戦争の道具というより最高級の旅する生活拠点だった。
もう無理して誰かのために戦わなくていい。
せっかくなら、この要塞で好きな場所へ行き、好きなものを食べ、好きな仲間と穏やかに暮らそう。
大森林では薬草を摘み、湖畔では釣りを楽しみ、寒冷地では要塞の温室で野菜を育てる。
各地の珍味を集め、拾った仲間たちと料理を囲み、ときどき困っている村があれば少しだけ手を貸す。
そんな気ままな旅暮らしのつもりだったのだが、移動要塞の規格外の力と快適さは、いつしか多くの人々を引き寄せていき――。
住める。守れる。旅もできる。
最強なのに慌ただしくない、巨大拠点で送る異世界スローライフ、開幕。
文字数 11,549
最終更新日 2026.04.19
登録日 2026.04.19
新作ゲーム『ジュエル・オブ・ドラゴン』を始めようとした瞬間、主人公・神代レンは、気づけばそのゲームそっくりの異世界に立っていた。
そこは、人がドラゴンと契約し、共に戦い、共に暮らす世界。ドラゴンには**F級から伝説級L(レジェンド)**までの厳格なレア度が存在し、すべての力は“ガチャ”によって左右される。
だが、この世界でレンに与えられたのは、クエスト達成報酬でしか引けない特殊なガチャシステムだけ。
最初に手にしたのは、誰もがハズレと笑うF級の小型ドラゴン。
攻撃力も低い、見た目も頼りない、周囲からは完全に底辺扱い――のはずだった。
しかし、そのF級ドラゴンは、戦いと育成、そしてガチャで引き当てるスキル珠によって、常識外れの進化を遂げる特異個体だった。
火力特化、超速再生、広域殲滅、さらには上位竜種の力すら喰らって成長する規格外の能力。
レン自身もまた、ハンターとしてクエストをこなし、報酬を積み上げ、新たなドラゴンやレアスキルを引き当てるたびに一気に強くなっていく。
「次は何が出る?」
「この一回で、全部ひっくり返るかもしれない」
ガチャを引くたびに運命が激変し、最弱のはずの手札が最強へと化ける。
バカにしてきたライバル、理不尽な上級ハンター、凶悪な魔獣の群れ――そのすべてを、レンは“報酬ガチャ”で手に入れた力と、相棒ドラゴンとの絆で圧倒していく。
これは、ハズレ枠から始まった少年が、クエスト報酬ガチャで仲間と力を揃え、やがて世界最強の竜騎ハンターへと成り上がる物語。
毎回のガチャが戦局を変え、引き当てた一手が無双の引き金になる、爽快成り上がりファンタジー!
文字数 310,616
最終更新日 2026.04.19
登録日 2026.04.01
高校二年の春。
凪沢ひなは、教室に入ってきた転校生・朝霧律をひと目見た瞬間、恋に落ちた。
けれどその想いは、胸の内にしまっておけなかった。
律には、人の感情が“波長”として見えてしまう、ふしぎな力があったからだ。
嬉しさは淡い金色、戸惑いは細かな震え、嘘は濁った灰色。
そして恋心は、隠そうとしても隠しきれない、まぶしい熱を帯びた光になる。
「……いまの、君のだったんだ」
出会ってすぐに、好きだと知られてしまった主人公。
気まずいのに、恥ずかしいのに、それでも目が離せない転校生。
人の本音が見えてしまう少年と、まっすぐすぎる恋をしてしまった少女が出会う、
少しふしぎで、痛いほど眩しい青春恋愛物語。
文字数 33,945
最終更新日 2026.04.19
登録日 2026.04.18
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