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「私はただ静かに暮らしたいだけなのに…」
世界最強の種族『吸血姫』と人間のハーフ。エリセフィーナは小さいころ自称大陸1の錬金術士に拾われて育てられることになる。が、子供のころにひょんな出来事で力が暴走し周囲に危険人物として認識されることになる。その後、育ての親の錬金術士と共に森の中にある小屋へ引っ越すも、エリセフィーナが16歳になるときに王国から『魔物盗伐』という連絡が大陸に響き渡った。エリセフィーナは一応人間と思われているが幼少時代の一件から怪しまれ、王国兵により盗伐されそうになるも、育ての親である錬金術士により、辺境の村へ1人逃がしてもらえる。
世界最強の力を持つ吸血姫の一族ながら戦闘は嫌い。怖いの痛いの大嫌い。ただ自分が好きな事をして、できるだけ楽をして静かに暮らしたい。という彼女の希望はことごとく邪魔されていく。
この物語は、王都より最果ての村『グリムホルン』にて新しい人生を始める世界最強の力を持つ吸血姫と人間のハーフ、エリセフィーナが、仲間たちと一緒に便利なアイテムを作ったり、ダンジョン攻略、モンスター盗伐の冒険などをしていきます。ダンジョン踏破、村での活躍を支持されてS級冒険者として皆の為に活躍してほしい、と懇願されるも全力で拒否して常に「最低のDランクでいいですっ!」とランクアップをお断りし続ける彼女を中心に巻き起こるスローライフのような、そうじゃないような物語です。
文字数 99,810
最終更新日 2025.09.26
登録日 2025.08.10
「錬金術士様だ!この村にも錬金術士様が来たぞ!」
最低ランク錬金術士エリセフィーナは錬金術士の学校、|王立錬金術学園《アカデミー》を卒業した次の日に最果ての村にある|工房《アトリエ》で一人生活することになる、Fランクという最低ランクで錬金術もまだまだ使えない、モンスター相手に戦闘もできないエリナは消えかけている前世の記憶を頼りに知り合いが一人もいない最果ての村で自分の夢『みんなを幸せにしたい』をかなえるために生活をはじめる。
この物語は、最果ての村『グリムホルン』に来てくれた若き錬金術士であるエリセフィーナを村人は一生懸命支えてサポートしていき、Fランクという最低ランクではあるものの、前世の記憶と|王立錬金術学園《アカデミー》で得た知識、離れて暮らす錬金術の師匠や村でできた新たな仲間たちと一緒に便利なアイテムを作ったり、モンスター盗伐の冒険などをしていく。
錬金術士エリセフィーナは日本からの転生者ではあるものの、記憶が消えかかっていることもあり錬金術や現代知識を使ってチート、無双するような物語ではなく、転生した世界で錬金術を使って1から成長し、仲間と冒険して成功したり、失敗したりしながらも楽しくスローライフをする話です。
文字数 112,587
最終更新日 2025.09.21
登録日 2025.06.18
俺の名前は桃地悠真、通称ももっち。
運動は苦手、頭も普通以下。だが、ハッタリと口先だけなら誰にも負けない自信がある。
……って、別に自慢できることじゃないけどな。
その日も、いつものように不良から命からがら逃げてた俺は、駅のトイレに避難。
個室で息を潜め、奴らがいなくなるのを待って――気づけば、そこは異世界のギルド『黒龍のしっぽ』でした。
……いや、なんで?トイレのドア開けたら異世界って、聞いてねえぞ。
出迎えたのは、黒髪に紫の瞳を持つ、やたら美人な魔女アイシャさん。
肩書きは「黒龍の花嫁」だとか、「世界七大ダンジョンのボスモンスター」だとか、やたら物騒なものばかり。
でも話してみると、金欠・仲間不足・頭がちょっとアレな残念美人だった。
で、俺がこの世界で授かったジョブは――『〇〇っぽい人』。
剣士っぽい服を着れば剣士っぽく、貴族っぽく振る舞えば貴族に見える。
……以上!本当にそれだけ!
戦闘力?…ゼロです。魔法?…欲しい!俺だって異世界で楽しみたい!!
何もない俺だけど、持ち前のハッタリがある。
そして、偶然仲間になった女の子三人が、全員めちゃくちゃ強い。
俺は前線に出ない、安全な場所でポーズを決める、そして結果だけ掻っ攫う――これぞ異世界スローライフの完成形。
……え?ズルい?そんなこと言うなよ。
これは俺が女の子にもてながら楽して異世界生活を満喫する、そういう話になる予定なんだから。
文字数 20,380
最終更新日 2025.08.19
登録日 2025.08.14
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