皇家に生まれた少年――
シエルレイン。
朱金の髪と紫の瞳を持つ彼は、
この国で「明けの明星」と呼ばれる存在だった。
それは、やがて世界を滅ぼす災厄の印。
そのため皇家では、明けの明星は
成人の儀で処刑される運命にある。
そんな彼の前に現れたのは、
黄金の瞳を持つ謎の男――暁月。
「お前は災厄の器だ。
そして私は――お前を殺すために来た」
幼馴染の騎士セシリア、
皇子シエル、
そしてすべてを知る男暁月。
三人の運命が交わるとき、
千年前の神話が再び動き出す。
――これは、
星を愛した月の物語。
文字数 17,016
最終更新日 2026.03.06
登録日 2021.10.07