「獰植物が支配する世界にて、ヒエラルキー最下層の人類より」
獰猛と化した植物たちを、少女ラミウは暗黒の斧で断ち切っていく。
地下路を行き交う人々のため、そして住み込みで働くシャーンティ診療所への動線を確保するために。
医師ディガンマの元で助手として働きながら、ラミウの興味は人工空中楽園都市《アストラヴァナ》へと向けられていた。
すべては家族同然の存在――
生き別れた少年《アイ》を探すために。
これは、かつて少年少女だった二人が足掻く、夜空に輝く冒険譚。
契約を結んだバディたちが交差する、人類の物語である。
文字数 167,434
最終更新日 2026.05.13
登録日 2026.03.29