「周りにどう見られるかが全て」
母のその言葉は、少年の人生を少しずつ歪ませていった。
勉強ができることだけが、自分の価値だった。
認められたい。 特別でいたい。 誰よりも上に行きたい。
その願いはやがて、 他人を見下し、 自分を追い込み、 孤独を愛するふりをした怪物を作り上げていく。
友情もあった。 初恋もあった。 音楽との出会いもあった。
それでも“僕”は、 少しずつ壊れていく。
これは、ねじ曲がった人間が出来上がるまでの記録。
文字数 14,634
最終更新日 2026.08.02
登録日 2026.08.02