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36歳で外資系広告代理店の取締役営業局長となった宮浩介は、合理化の名のもとに大規模リストラを断行し、かつての上司・松江を死へ追いやった。 それでも浩介の心は、何ひとつ揺れなかった。
浩介の右腕として働く奥田正臣は、上司の冷徹さに反発を覚えながらも、共に仕事を続けていた。 ある大雨の夜、二人を乗せた車が高速道路で事故を起こす。
奥田は即死。浩介は意識不明の重体。 魂となった奥田は、自らの遺体と、悲しむ婚約者・菜々子や家族の姿を見届け、光の世界へと旅立っていく。 一方、肉体を離れた浩介が落ちていったのは――灼熱と闘争が支配する漆黒の世界だった。
光と闇。 二つの魂が見たものは、救いか、それとも――。
文字数 4,291
最終更新日 2026.09.26
登録日 2026.09.26
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