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乙女ゲームが大好きなOL・武田さやか。
「乙女ゲームみたいな恋愛がしてみたい!」
そう願った翌日、さやかは神社で異世界へ転移してしまう。
ところが、たどり着いた羅来国は、さやかが想像していた中世ヨーロッパ風の異世界ではなかった。
そこは、江戸のような町並みに、和服姿の人々、獣人、そして魔物まで存在する不思議な世界。
しかも、さやかを護衛することになったのは、黒髪に琥珀色の瞳を持つイケメン剣士・半之助。
「もしかして、この人……攻略対象!?」
乙女ゲームでしか恋愛を知らなかったさやかは、異世界で出会う人々との交流を通して、少しずつ自分だけの恋を知っていく。
これは、乙女ゲームのような恋に憧れていた一人のOLが、異世界で本当の恋を見つける物語。
文字数 37,869
最終更新日 2026.09.15
登録日 2026.09.03
僕は勇者になりたいわけじゃない。
ただ、愛用のリュートを奏でながら、気ままに旅をする吟遊詩人――そのはずだった。
僕の音楽には、人の心を癒し、時には幻獣さえも呼び寄せる不思議な力がある。
そのせいで、街で少し演奏しただけなのに、
「勇者様だ!」
「伝説の勇者様が現れたぞ!」
……と、なぜか勇者扱いされる始末。
いや、僕は勇者じゃない。ただの楽士です。
そんな僕が次に辿り着いたのは、かつての賑わいを失い、人々が希望を失ってしまった街だった。
そこで出会ったのは、街の復興に奔走する町長の娘、サラ。
彼女が僕に願ったのは、勇者として街を救うことではない。
「貴方の音色で、人々の心に希望を取り戻してほしいのです」
その言葉を聞いた瞬間、僕は迷わず頷いた。
僕は勇者にはならない。
けれど――僕の音楽で誰かを笑顔にできるのなら、それでいい。
美しい町長令嬢との恋、個性豊かな仲間たちとの出会い、音楽によって引き寄せられる幻獣たち。
そして、旅の先で待ち受ける数々の事件。
笑って、歌って、ときどき戦って。
これは、勇者ではなく吟遊詩人として生きる青年が、音楽と幻獣を携えて世界を巡る冒険譚。
コミカルな日常から、やがて世界を揺るがす戦いへ――。
文字数 126,884
最終更新日 2026.09.15
登録日 2026.08.03
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