神無月 ほたる

神無月 ほたる

神無月 ほたるです。感情と関係性重視の現代ファンタジーを書いています。 1話1000〜2000字で読みやすさ優先。感想・誤字報告も大歓迎です(励みになります)。
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ファンタジー 連載中 長編 R15
霊や妖《あやかし》が“見える人”が増え、 妖怪・悪霊による事件も日常的になった日本。 国は対抗策として「除霊師」という国際資格を整備し、 東京にはそのエリートを育成する高校――通称・除霊高《じょれいこう》がつくられた。 その学校に通う|桜木舞桜《さくらぎ・まお》の正体は、 膨大な霊力と「緋眼《ひがん》」を持つ特別な巫女――|緋巫女《ひみこ》。 相手の筋肉の動きや感情、嘘さえ見通してしまうその目を、 彼女は「忌むべき力」と呼び、自分をただの“人形”として使い潰してきた。 「誰かが不幸にならなきゃ、平和なんて守れない」 舞桜の選ぶのはいつだって“誰かを犠牲にする”現実的な最善。 そうやって世界の汚れ役を一身に引き受けてきた。 そんな彼女の前に現れた転校生・|天宮漣《あまみや・れん》。 口は悪くてノリも雑だけど、腕は一流の除霊師候補。 そして何より、こう言い切る少年だった。 「誰かが不幸になる平和なんて、クソ食らえだ。  俺は“誰も不幸にならない”やり方を証明してみせる」 全てを救うと豪語する少年と、誰かを犠牲にしてでも守ろうとする少女。 価値観の違うふたりは、時に反発し、時に共闘しながら、 ある事件をきっかけに、 「守る」とは何か、「正しさ」とは何かを突きつけられていく。 そして、舞桜が心の奥底に隠してきた“もうひとつの力”―― 人間であることを少しずつ手放していく代償付きの奥の手も、 ゆっくりと彼女を追い詰めていく。 これは、世界のために心を捨てた“人形の緋巫女”が、 もう一度、自分の感情と向き合わされる物語。 希望と絶望のあいだを何度も行き来しながら、 舞桜は今日も、誰かの幸せのために世界を殴り書く。
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文字数 9,707 最終更新日 2026.01.30 登録日 2026.01.28
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