井戸 正善

井戸 正善

よろしくお願いいたします。
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 ある地方の藩士であった空閑政頼は、娘婿の陽一郎に家督を譲ってからというもの、高齢と病に苛まれ、妻女も娘も喪って心身ともに限界を感じていた。  家を継ぎ、城で勤めながらも甲斐甲斐しく世話をしてくれる陽一郎に対して自分があしでまといであると考えていた政頼は、鍛えていた剣の腕も、師より唯一人相伝された秘技もついに使わずに終わるのだろうと覚悟する。  ところが、古い友人がその秘技を頼って老中暗殺の依頼を持ちかけてきたかと思うと、直後には娘婿の陽一郎が件の老中を護衛する御役目を受けたと喜んで報告してきた。  政頼はこれを、陽一郎へ孝行の恩を伝える最後の機会であろうと考え、御役目に役立つであろうと秘技『無明』の伝授を決めた。  秘技が向けられる相手は、刺客である自分だと知りながら。
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文字数 120,850 最終更新日 2021.06.07 登録日 2021.05.16
「銃など武士が持つものではない」 江戸幕府がもたらした長い泰平の世は、侍の在り方を実力よりも理想の方へと押しやる。 刀と共にあるべきという理想にかぶれた藩は、御側衆鉄砲組頭の影山に人員整理を命じた。 その方針変更に反発しつつも影山は従うが、御側衆鉄砲組のうち二十名は老中たちに恨みを募らせたまま行方知れずとなった。 大量の弾丸と火薬とともに。 それから三年。 力づくで藩主の前に来た影山は、視察などで城を出た三名の老中たちは今頃死んでいるだろうと宣言する。 銃口を向けたまま、彼は藩主に向けて自分たちの計画を語り始めた。 侍ではないと指を差され、ないがしろにされた者たちの復讐譚を。 【古物商であり火縄銃修復師であった亡き知人を偲んで】
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文字数 34,886 最終更新日 2021.06.07 登録日 2021.05.31
 特に理由も説明もわからないまま異世界に飛ばされてきた鋭介は、同じく転移させられたらしき江戸時代の侍、甲志郎と出会った。  元の世界、元の時代に帰る手段を探すために協力すると決めた矢先、偶然にも賊に襲われている一人の令嬢を救ったことで、二人は異世界の危険で面倒な揉め事に巻き込まれることに。  はらぺこだけれど最強のお侍と征く、剣と魔法の異世界冒険譚!
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文字数 17,702 最終更新日 2020.09.04 登録日 2020.08.31
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