Shizuku_Keyakiri

Shizuku_Keyakiri

イタリアが好きです。心が少し暖かくなる物語を書いていきたいです🌹
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キャラ文芸 連載中 長編
没落したヴェネツィアの名門・メッツェッタ家。 その最後の継承者アリアンナは、祖母の妹エレオノーラとともに、冬の宮殿の屋根裏部屋で静かに暮らしていた。 カーニバルの日、エレオノーラから託されたのは、代々受け継がれる薔薇色のドレスと、一つの装身具。 それは、メッツェッタ家の女が「立ち続ける者」であることを忘れないための証だった。 仮面〈モレッタ〉を身につけた夜、アリアンナは家名を利用しようとする男の求婚を拒絶する。 カーニバルの帰り道、彼女の前に現れたのは、歴史から消された記憶が沈む異界――ソット・ヴェネツィアだった。そこから現れた仮面の青年・アルレッキーノは告げる。 「君の家は、この街を裁くために存在した」 現実のヴェネツィアと、もう一つのヴェネツィア――ソット・ヴェネツィア。 二つの世界の均衡を揺るがす存在、イル・カピターノ。 失われた家の誇りと、歪められた歴史の真実。 アリアンナは、メッツェッタ家最後の継承者として、自らの意志で「裁き」を選ぶ。 これは、大人になったばかりの少女が、自分自身の重さで世界に立つまでを描く、ヴェネツィア幻想譚です。
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文字数 1,979 最終更新日 2026.07.06 登録日 2026.07.02
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