高梓文(コウシフミ)

高梓文(コウシフミ)

1
その人を思い出す時、僕の心の中では雨が降っている――十四歳しか年の離れていない叔母「マユミちゃん」。いとこの佑樹が見つけたポチ袋が紡ぎ出す記憶。よいことばかりではないけれど、僕の生きてきた時間には確かにマユミちゃんがいた。80年代生まれの切ない思い出物語。
24h.ポイント 0pt
小説 185,001 位 / 185,001件 現代文学 7,906 位 / 7,906件
文字数 40,718 最終更新日 2021.06.04 登録日 2021.06.04
1