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優秀な姉と兄を持ち、劣等感を抱える風祭顕は、大学受験を控えた高校3年の夏、話したこともない同級生の漆原綴にある告白をされる。
それは漆原がいわゆるボーイズラブ小説を書いていて、登場人物のモデルが風祭だということ。
作品が漫画化され、さらにドラマ化もすでに決まっているという話をにわかには信じられない風祭だったが、漆原が書いた小説を読んでいくうちに、擽ったいような気まずいような奇妙な気持ちを抱くようになる。
自分の特徴がさりげなく反映された登場人物を見ているうちに、漆原に恋愛感情を持たれているのではないかと感じる風祭だったが……
文字数 3,078
最終更新日 2026.08.06
登録日 2026.08.06
映画監督を目指すも足がかりがつかめず悶々としている高校生誠心の前に、台湾と日本のハーフでテコンドーの達人の転校生が現れる。ゲイを公言する彼と仲よくなるために、つい自分も同性愛者だと嘘をついてしまう誠心だったが……
相燦(あい・さん)
台湾人で映画監督の父と日本人でモデルの母を持つ。テコンドーの台湾代表だったこともある。両親の離婚で母の故郷の岐阜に引っ越してきた。
降旗誠心(ふるはた・せいご)
映画監督を目指す高校生。家が裕福でないため、高校を卒業したら働くことになっており、焦りを感じている。アクション俳優として燦をキャスティングするためについゲイだと偽ってしまう。
茅野(ちの)
誠心のオタク仲間。東京の大学に通いながら自主制作映画を撮っている。
文字数 4,491
最終更新日 2026.08.06
登録日 2026.08.06
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