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田中かおると橋本タカシ結ばれるまでの十年間。
かおるはいろんな意味で、ごくふつう大学二年生。タカシは超がつくほどすてきな男子。英語のクラスで、かおるはタカシを見てすぐに恋に落ちるが、行動は態度には出さない。だって、自分など相手にしてもらえないはずだから。でも、運命が味方して、ふたりは付き合うことになるのだが、ある日、彼が急にいなくなる。懸命に探すかおる。
彼は実はKLS(反復性過眠症)という非常に稀な精神的疾患をもち、眠り続けているのだった。そのことを知り、かおるは医者になって、アメリカに行き、治療法を見つけたいと焦燥するが、それは無理だと悟り、作業療治法士になることを決心する。
数年後、タカシは大学の睡眠センターで治療を受けることになり、渡米する。新薬が効いて彼は目をさますが、最初の頃は、現実と想像を混合した夢ばかり見る。
十年後、回復して軽井沢に住んでいるタカシを、二年の留学から帰国したかおるが訪ねてくる。
タカシはかおるへの心の想いを伝えたいのだが、うまい言葉が見つからないから、AIに質問すると、十六個の回答を教えてくれる。
その中のひとつで愛を伝えるが、……。
文字数 1,418
最終更新日 2026.04.14
登録日 2026.04.14
前半はめぐみの子供時代や、初恋の話が中心で、天才エドウィンは途中からの登場。
長野の山村に、新米教師の八条めぐみが赴任してくる。 めぐみがこの土地を選んだのには理由があった。
それはこの村には恋人だった昆虫学者が転落死した山があり、三年経っても、まだ彼のスマートフォンがまだ発見されていないから、それを見つけるため。
実はめぐみはアメリカ育ち。母が病気になり帰国したが、母ももういない。
途中で、一念発起して、小学校の先生になることを決心し、今、二十五歳。
めぐみは、愉快で個性的な六人の生徒との交流を通して癒され、生徒達も成長していく。
そんな時、ニューヨーク時代の友達、天才数学者のエドウィンが訪れる。彼は十八歳の時、ロシア圏からハーバード大学に招かれてきたという天才。
今回、彼は仕事のために来たのだが、一番の目的はめぐみに会うこと。
しかし、ふたりのタイミングが合わず、すれ違いが重なる。
さて、エドウィンはめぐみに告白できるのだろうか。
文字数 175
最終更新日 2026.04.14
登録日 2026.04.14
14世紀、コルシカ島。かつてジェノヴァで圧政を敷き、多くの民を虐殺した貴族ベルサー家は、革命を逃れこの島で平穏を貪っていた。
貧しい農家の娘メヌーは、行方不明になった妹チェリを捜し、この島へと辿り着く。そこで彼女が目にしたのは、空を覆い尽くす不気味なカラスの群れと、一人、また一人と無残な死を遂げていく貴族たちの姿だった。
「あれは、ジェノヴァから来たカラスだ」
島の人間が恐れるその正体は、虐殺された者たちの積年の恨みが姿を変えたものなのか。
消えた妹が残した二百通の手紙。開かずの間に隠された肖像画。そして、カラスが狙う最後の一人。
忌まわしき過去から逃げ切れる者は、誰もいない。
復讐の翼が舞い降りる、ゴシック・ホラー。
文字数 10,315
最終更新日 2026.03.21
登録日 2026.02.27
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