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主君を諫めたために殺された家臣夫婦。その最期の願いを受け、血を舐めた白猫は化け猫・姥雪となった。
以来、主人の仇を討つことだけを支えに生き続けてきた姥雪は、かつて主人を死へ追いやった藩主・前田盈一郎の双子の弟・絃と出会う。
絃は自由奔放で危うくも義理堅く、桁外れの強運を持つ博徒だった。
復讐だけを目的に生きてきた姥雪は、予測不能な絃に振り回されながらも次第に行動を共にするようになる。
やがて二人は利害を超えて手を取り合い、因縁の相手へ立ち向かう。――妖と人、交わるはずのなかった二人が、運命を共にし、復讐を成し遂げる。
文字数 4,086
最終更新日 2026.05.26
登録日 2026.05.26
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