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平凡な高校生・風上瞬太が出会ったのは、異世界から来たという“自称・魔王”。
「お前の願い、なんでも叶えてやる」
そんな胡散臭すぎる取引に、冗談半分で応じてしまった瞬太の人生は――一瞬で終わった。
気づけば彼は、魔族の血を引く“最強の器”として異世界に転生していたのだ。
……ただし中身は、どこにでもいる高校生のまま。
その結果どうなったかというと――
魔力を使えば自滅寸前、部下はゼロ、国家は崩壊済み。
おまけに“元の世界のヒロイン”は人質扱い。
さらに極めつけは、
「俺の身体、七つにバラされて封印されてるから、回収よろしく」
という、どう考えても無理ゲーなミッション付きだった。
しかも全部集めたら魔王復活。
そのとき自分がどうなるかは――不明。
いや詰んでない?
だが逃げ道は、ひとつだけ残されていた。
それは――
“滅びかけた魔族を、自分のやり方で立て直すこと”。
戦えないなら、育てればいい。
支配できないなら、仕組みを作ればいい。
人間として生きてきた知識を武器に、
クセが強すぎる魔族たちと手を組みながら、
ゼロから国家を作り直せ!
ただし――
サボるとヒロインの人生がバグる。
これは、
最強の肉体と最弱の中身を持つ少年が、
滅びた世界に“もう一度、国を作る”物語。
そしてきっと、
一番厄介なのは――味方である。
文字数 29,791
最終更新日 2026.04.26
登録日 2026.04.22
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