第1回の記事で、「面白い」には「funny」と「interesting」2種類の意味があると解説しました。
funnyな話をするのはかなり難易度が高いです。
あなたの周りにも爆笑をかっさらうのが得意な友人がいると思いますが、そういう人の多くはfunny な話が自然とできるタイプです。1ヶ月後にその人みたいに話せるようになれと言われても、具体的にどうすればいいのかわからないですよね。funnyな話は生き物で、場面や聞き手に応じて正解が無限に変化していくからです。
あと、funnyな話には、わりとキャラ(人からどう見られているかのポジショニングに近い意味)などの環境要因も重要だったりします。
funnyな話をする場合も「①面白そうに話す」「②相手が興味あることを話す」「③構造化する」は基本的にできている必要がありますが、その上で正しい自己理解や状況把握も必要になってくるので、かなりレベルが高い話になります。とは言いつつよりレベルの高い話し手になるためには避けられない部分でもあると思うので、今後の記事で取り扱う予定です。まずは基礎からということですね。
その一方で、interestingな話、つまり「こいつの話聞いてやろうかな」と思わせる話であれば、①~③をすれば大概達成できます。
とくに、「①面白そうに話す」の部分が重要です。これをするだけでも魅力的な話し手にグッと近づくことができるのです。
たとえば、学校の発表会などで話が苦手で原稿を読みながら下を向いてボソボソと話してしまっている奥手なプレゼンテイタ―を誰しも見たことがあると思います。
その人が原稿をしっかり読み込んできて、前を向いてハキハキとしゃべるようになれば、それだけで面白く話しているようには見えるようになります。すると、それまで1割しか耳を傾けていなかった状態から6割以上の人が話を聞くようになるでしょう。つまりそれだけで、興味を持たせることに成功しているのです。
ここから完全に魅力的な話し手になるためには、話の構造や場を見る力を鍛える必要があるのですが、土台の部分は「①面白そうに話す」です。
今回の第2回では、話が面白くない人の特徴3つを紹介しました。ここからはこれらができていない人のために改善方法を解説していきたいと思います。
次回は「①本人が面白そうに話していない」について、さらに一歩踏み込んで解説します。このことを言語化して意識するだけで話の伝わり方ががらっと変わり、話が面白いと思われやすくなります。次回も気が向いたら読んでみてください。