5
件
「すまない……君は、何も悪くないんだ」
その台詞とともに、首を絞めて殺される夢──……財閥令嬢である花ノ井品子は、ある時そんな不思議な夢をみた。
そして目を覚ました品子に告げられた婚約話──婚約相手は、なんと夢で自分を殺めた男だった。
婚約者となった藤峰征之介は容姿も家柄も申し分なく、品子を気に入り婚約を切望していたらしい。けれど実際の征之介にそんな素振りはなく、品子に対してどこか距離を置いている。
征之介と出会ってからも、品子は繰り返し不思議な夢をみた。夢の最後には、決まって命を落としてしまう──……。
夢と現実の不可思議な一致が続き、品子は疑念を深めていく。
いったいこの夢は何なのか、征之介は本当に自分を殺めるつもりなのだろうか──……。
文字数 133,577
最終更新日 2026.10.07
登録日 2026.09.16
いつの頃からか、夫は私に冷たくなった。あんなに愛し合っていたというのに…。
その寂しさを埋めるために、私は医院の手伝いに通い始めた。疫病の流行でとても忙しいけれど、やりがいもあるしお医者さまの先生も良くしてくれる。
そんなある時、やり直したいと夫は言った。全てはもう、遅いのに……──。
文字数 7,732
最終更新日 2025.12.12
登録日 2025.12.12
魔法使いの呪いによって眠り続けていた私は、王子の手によって眠りから覚めた。けれどこの王子ーー全然私の好みじゃない。この人が私の運命の相手なの……?
文字数 5,940
最終更新日 2025.12.11
登録日 2025.12.11
愛する息子のテオが連れてきた婚約者は、私の苛立つことばかりする。あの娘の何から何まで気に入らない。けれど夫もテオもあの娘に騙されて、まるで私が悪者扱い──何もかも全て、あの娘が悪いのに。
文字数 11,470
最終更新日 2025.12.06
登録日 2025.12.06
眉目秀麗で芸術的才能もある第一王子に比べ、内気で冴えない第二王子に嫁いだアイリス。周囲にはその立場を憐れまれ、第一王子妃には冷たく当たられる。しかし誰に何と言われようとも、アイリスには関係ない。アイリスのすべきことはただ一つ、第二王子を支えることだけ。
その結果誰もが羨む王太子妃という立場になろうとも、彼女は何も変わらない。王太子妃に興味はないのだ。アイリスが興味があるものは、ただ一つだけ。
文字数 26,736
最終更新日 2025.12.05
登録日 2025.12.05
5
件