ブラック企業を辞退した私が卒業後に手に入れたのは無職の称号だった。不服そうな親の目から逃れるべく、喫茶店でパート情報を探そうとしたが暴走トラックに轢かれて人生を終えた――かと思ったら村人達に恐れられ、軟禁されている10歳の少女に転生していた。どうやら少女の強大すぎる魔法は村人達の恐怖の対象となったらしい。村人の気持ちも分からなくはないが、二度目の人生を小屋での軟禁生活で終わらせるつもりは毛頭ないので、逃げることにした。だが私には強すぎるステータスと『ポイント交換システム』がある!拠点をテントに決め、日々魔物を狩りながら自由気ままな冒険者を続けてたのだが……。
※1.恋愛要素を含みますが、出てくるのが遅いのでご注意ください。
※2.『悪役令嬢に転生したので断罪エンドまでぐーたら過ごしたい 王子がスパルタとか聞いてないんですけど!?』と同じ世界観・時間軸のお話ですが、こちらだけでもお楽しみいただけます。
文字数 299,936
最終更新日 2020.08.31
登録日 2020.05.01
幼馴染のリーバルドが勇者に選ばれ、村を出てからもう3年が経つ。リーバルドの旅立ちの直前、告白した私はリーバルドの言葉を都合のいいように解釈して、旅立った彼を追うように王都へと向かった。勇者なんていつ帰ってくるかわからない。そもそも本当に村に帰ってくるのかも知れない。ましてや帰って来たところで冴えない幼馴染を妻に娶る確率なんてどれほど低いか。田舎の村で過ごしていれば確率は低くても存在しただろう。だが国中を旅して、英雄として祭り上げられたリーバルドの目は確実に肥えているだろう。田舎娘なんて眼中にないほどに。私に厳しい現実を教えてくれたのは王都だった。
文字数 17,806
最終更新日 2020.08.18
登録日 2020.08.18
傍から見れば不思議な夫婦関係にルナは満足していた。ルナはルーカスと共にいられるだけで満足なのだ。それどころかルナはこれ以上望むことなどしてはいけないと考えていた。※代替品の花嫁の改稿版です。星印がついているところはルーカス視点になります。
文字数 125,994
最終更新日 2020.01.08
登録日 2020.01.08
多少の誤算はあったものの、8年にもわたる王子妃候補者の役目を無事に終えた私の足取りは軽かった。それは結婚相手が見つかるまでの間は『ハリンストン家の迷惑にならなければ何をしてもいい』とのお父様との約束があるからだ。僅かな時間とはいえ、『窓際の白百合』なんて大層なあだ名から解放され、その時間を存分に楽しむことにした。まず初めはずっと食べたかった城下町のクレープを食べに行くことに。早速、以前から目を付けていた城下町のクレープ屋さんへと向かい、妹のミランダの分を持ち帰り用に包んでもらう。そして自分の分はその場で食べようとするが……。※改稿前とエンディングが異なりますのでご注意ください。
文字数 116,249
最終更新日 2020.01.08
登録日 2020.01.08
兄ちゃんの借りている家で、私が来月から引っ越してくることになる家は確か神楽坂にあったはずだ。今いる飯田橋駅と神楽坂駅のちょうど真ん中あたりにあるらしい。
文字数 11,138
最終更新日 2019.12.31
登録日 2019.12.31
「この戦いから帰ってきたら聞いて欲しい話があります」--とリシェーラに言い残してディートリッヒは魔物討伐へと向かった。だが討伐から帰還したディートリッヒが彼女の元を訪れることはなかった。彼は彼女に何も告げずに城を去ったのだ。
登録日 2018.03.19
突然のことだが、本日この時をもって我がシェパードレア家は貴族の地位を剥奪された。
その通達にやってきた兵士の胸ぐらを掴んで揺らすお父様とは正反対に私の心は冷めていた。
登録日 2018.03.19
周りに畑と家しかない、都市部から離れたこの村で、幼い弟妹を父と母とともに養うべく年頃の娘としての生活を捨てた私、ルピシア=シェガールと、最年少で国お抱えの一級魔導師の常任理事にまで選ばれた天才魔導師、ユーリス=ハルビオンとの出会いは水晶によって導かれたものだった。
登録日 2018.05.03
小国である我が国、カサランドラ国とは比べ物にならないほどの大国、クロスカントラー王国の第一王子であるシェトラッド王子、通称 雷帝が嫁にと求めたのは私の麗しの弟、メイガス=フランターレだった。※本作はBLではありませんのでご注意ください。
登録日 2018.09.06
「アイヴィーは結婚しないのか?」――それは何の脈絡もなく、シンドラー王子から尋ねられた言葉である。城勤めも6年目に到達しようとする私は最近昇級したばかり。実家から出てくる時に掲げた『お姉様のために最高のウェディングドレスを手に入れる』という夢はもう目の前まで迫っている。それもこれもシンドラー王子や仕事を教えてくれた同僚たちのおかげである。この調子で今後も給与アップを目指して頑張ろうとしていた。そんな私に結婚などしている暇はないのだ。言葉を変えてそう返せば、王子は新しい職場を紹介してくれるという。それは私の事を思ってのことだ、とその話を引き受けることにしたのだが――。
登録日 2019.03.08
私、オーフィリア=フラッドマンは叔父、クロニスタ=フラッドマンの手によって腐ってしまったフラッドマン公爵家の地位を剥奪してもらうために、婚約者にして10年来の親友でもあるザガン王子と共に叔父の悪事を追い続けていた。両親の死後5年が経ち、やっと尻尾を掴んだ私は叔父を二度とフラッドマンに戻せないよう悪役を演じてフラッドマン家を爵位剥奪に追い込もうとするが――。
※第3回 書き出し祭り参加作『元公爵令嬢の憧れ』を連載化したものです。
登録日 2019.03.08
なんの変哲も無いただの通過点になるはずだった卒業式で婚約者であるメイガス王子がやらかしたことによって、私の思い描いていた未来は大きく変わることになった。
登録日 2019.03.08
私は幼馴染であるクラウス兄ちゃんとの婚約を破棄した。勇者になるっていうなら仕方ないよね! でも兄ちゃんの方は気にしてしまっているらしい。別にいいのに……。なんだかんだで無事婚約破棄書にサインももらえたし、後は頼まれていたお土産を買って帰るだけ。まず初めに入ったのは目についた鍛冶屋だ。父ちゃんからのリクエストに応えるべく入ったのだが、そこに並んでいた武器はどれも目を奪われる一級品。ついつい父ちゃんのものよりも自分の相棒探しに熱中してしまった。けれどようやく見つけたその武器をカウンターへと持って行った私に放たれた言葉は衝撃的なものだった。
登録日 2019.03.08
私は幼馴染であるクラウス兄ちゃんとの婚約を破棄した。勇者になるっていうなら仕方ないよね! でも兄ちゃんの方は気にしてしまっているらしい。別にいいのに……。なんだかんだで無事婚約破棄書にサインももらえたし、後は頼まれていたお土産を買って帰るだけ。まず初めに入ったのは目についた鍛冶屋だ。父ちゃんからのリクエストに応えるべく入ったのだが、そこに並んでいた武器はどれも目を奪われる一級品。ついつい父ちゃんのものよりも自分の相棒探しに熱中してしまった。けれど結局買えずに店を後にする。その上、馬車は出てないし、宿屋は取れないし、酔っ払いには絡まれるしで災難が続く。そんな私の前に現れたのは一人の男だった。
登録日 2019.03.08