白百合なんて似合わない【改稿版】

多少の誤算はあったものの、8年にもわたる王子妃候補者の役目を無事に終えた私の足取りは軽かった。それは結婚相手が見つかるまでの間は『ハリンストン家の迷惑にならなければ何をしてもいい』とのお父様との約束があるからだ。僅かな時間とはいえ、『窓際の白百合』なんて大層なあだ名から解放され、その時間を存分に楽しむことにした。まず初めはずっと食べたかった城下町のクレープを食べに行くことに。早速、以前から目を付けていた城下町のクレープ屋さんへと向かい、妹のミランダの分を持ち帰り用に包んでもらう。そして自分の分はその場で食べようとするが……。※改稿前とエンディングが異なりますのでご注意ください。
24h.ポイント 0pt
46
小説 222,470 位 / 222,470件 恋愛 64,853 位 / 64,853件

あなたにおすすめの小説

番ではないと言われた王妃の行く末

にのまえ
恋愛
 獣人の国エスラエルの王妃スノーは、人間でありながら“番”として選ばれ、オオカミ族の王ローレンスと結婚した。しかし三年間、彼に番と認められることも愛されることもなく、白い結婚のまま冷遇され続ける。  それでも王妃として国に尽くしてきたスノーだったが、ある日、ローレンスが別の令嬢レイアーを懐妊させ、側妃として迎えると知る。ついに心が折れたスノーは離縁を決意し、国を去ろうとする。  しかしその道中、レイアー嬢の実家の襲撃に遭い、スノーは命を落とす寸前、自身の命と引き換えに広域回復魔法で多くの命を救う。  これでスノーの、人生は終わりのはずだった。  だが次に目を覚ますと、スノーは三年前の結婚式当日に戻っていた。何度死んでも、何度拒絶しても、結婚式の誓いの瞬間へと戻される。  番から逃れようと、スノーは何度も死を選ぶが――。

元の世界に帰らせていただきます!

にゃみ3
恋愛
淡い夢物語のように、望む全てが叶うとは限らない。 そう分かっていたとしても、私は敵ばかりの世界で妬まれ、嫌われ、疎まれることに、耐えられなかったの。 「ごめんね、バイバイ……」 限界なので、元いた世界に帰らせてもらいます。 ・・・ 数話で完結します、ハピエン!

夫に捨てられたので、借金ごと全財産を不倫相手にあげました。――実家に帰ったら、過保護な兄たちの溺愛と侯爵様の求愛が待っていました

まさき
恋愛
あらすじ 夫が不倫相手を連れて帰り、私を家から追い出した。 相手は、よりによって私の遠縁の娘。 私は素直に従うフリをして、五年間の生活の「すべて」を二人に譲り渡す書類にサインさせる。 「これで私たちは大金持ちよ!」と歓喜する不倫相手。 「邪魔な女がいなくなって清々した」と笑う夫。 でも、お気をつけて。 私が譲ったのは「資産」だけじゃなく、それを維持するための「莫大な借金」もセットですから。 明日の朝、扉を叩くのは私ではなく、恐ろしい取り立て屋のはずですよ? 捨てられたはずの妻は、最強の過保護な三人の兄たちの元へ帰ってきた。 長兄アルドは無言で、次兄ケインは泣きながら、三兄セオは笑いながら、私を迎えてくれた。 久しぶりの「家」で、私はようやく気づく。 五年間、ずっと我慢ばかりしていたのだと。 そんな私の前に現れたのは、今回の騒動を遠くから眺めていた侯爵・ルーク・ヴァーノン。 「借金ごと渡した女」に興味を持ったと言う彼を、私は信用するつもりはなかった——はずなのに。 変更点は2つです。 冒頭に「よりによって私の遠縁の娘」を追加 「久しぶりの家で」の段落に「五年間」を追加して本文と一致させました これで1話目・あらすじともに整合性が取れた状態です。2話目に進みますか?

この度、皆さんの予想通り婚約者候補から外れることになりました。ですが、すぐに結婚することになりました。

鶯埜 餡
恋愛
 ある事件のせいでいろいろ言われながらも国王夫妻の働きかけで王太子の婚約者候補となったシャルロッテ。  しかし当の王太子ルドウィックはアリアナという男爵令嬢にべったり。噂好きな貴族たちはシャルロッテに婚約者候補から外れるのではないかと言っていたが

【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました

佐倉穂波
恋愛
 転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。  確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。 (そんな……死にたくないっ!)  乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。 2023.9.3 投稿分の改稿終了。 2023.9.4 表紙を作ってみました。 2023.9.15 完結。 2023.9.23 後日談を投稿しました。

王妃そっちのけの王様は二人目の側室を娶る

家紋武範
恋愛
王妃は自分の人生を憂いていた。国王が王子の時代、彼が六歳、自分は五歳で婚約したものの、顔合わせする度に喧嘩。 しかし王妃はひそかに彼を愛していたのだ。 仲が最悪のまま二人は結婚し、結婚生活が始まるが当然国王は王妃の部屋に来ることはない。 そればかりか国王は側室を持ち、さらに二人目の側室を王宮に迎え入れたのだった。

悪役令嬢ルートを回避した聖女ですが、乙女ゲーム終了後に王太子の再婚相手になりました

morisaki
恋愛
公爵令嬢イネスは、乙女ゲームの世界に転生していることを幼い頃に思い出した。 しかも自分は――王太子に初恋をこじらせ、闇落ちする未来確定の悪役令嬢。 全力回避を決めた彼女は、聖女として国の管理下に置かれ、社交界から距離をとる。 そして、王太子とヒロインの結婚という形で幕閉じる。 ――これで、すべて終わったはずだった。   十年後。 ヒロインの死と、王太子の再婚話が告げられる。 幼い王子ルイを遺して。 再婚相手に選ばれたのは、かつての悪役令嬢――イネスだった。 「私は、ルイ王子の後見人でいい」 そう割り切った結婚のはずなのに、 完璧で冷静だった王太子は、どこかおかしい――。 それは、終わったはずの物語の“続き”だった。

私より大事な人がいるならどうぞそちらへ。実家に溺愛された私は離婚して帰らせて頂きます!

折若ちい
恋愛
「私より大事な人がいるなら、全てを捨ててそちらを取ればよろしいのでは? あとは私の好きにさせて頂きます」 隣国との平和を願い、政略結婚でアストリア王国へ嫁いだ公爵令嬢リリアーナ。しかし、夫である王太子ジュリアンは、幼馴染である男爵令嬢を「真実の愛」として寵愛し、リリアーナを冷遇し続けた。 ついに我慢の限界を迎えたリリアーナは、離婚届を叩きつけて愛のない婚家を飛び出す。 彼女の背後には、娘を溺愛してやまない隣国の最強公爵家と、幼馴染である若き皇帝カイルの存在があった。 リリアーナが去った後、彼女の価値に気づかなかったアストリア王国は、急速にその権勢を失い没落していく。 一方、実家と皇帝から最高級の寵愛を一身に受け、生き生きと輝き始めたリリアーナのもとに、今さら後悔した元夫が泣きついてきて……? 「今さら『君が必要だ』なんて、耳が遠いのかしら? どうぞその方とお幸せに。私はもう、私の好きに生きますので」 愛を知らなかった少女が、真実の愛と最強の家族に守られ、華麗に逆転劇を繰り広げる溺愛ファンタジー!