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ーーーグランロッド国に召喚されてしまった|心音《ことね》と|友愛《ゆあ》。
イケメン王子カイザーに見初められた友愛は王宮で贅沢三昧。
一方心音は、一人寂しく部屋に閉じ込められる!?
天と地ほどの差の扱い。無下にされ笑われ蔑まれた心音はなんと精霊王シェイドの加護を受けていると判明。
だがしかし。カイザーは美しく可憐な友愛こそが本物の聖女だと言い張る。
心音は聖女の座に興味はなくシェイドの力をフル活用して、異世界で始まるのはぐうたら生活。
ぽっちゃり女子×イケメン多数
悪女×クズ男
物語が今……始まる
文字数 107,636
最終更新日 2025.12.15
登録日 2025.08.18
亡き祖母との約束を守るため、月影優里は誰にでも平等で優しかった。
困っている人がいればすぐに駆け付ける。
人が良すぎると周りからはよく怒られていた。
「人に優しくすれば自分も相手も、優しい気持ちになるでしょ?」
それは口癖。
最初こそ約束を守るためだったが、いつしか誰かのために何かをすることが大好きになっていく。
偽善でいい。他人にどう思われようと、ひ弱で非力な自分が手を差し出すことで一人でも多くの人が救われるのなら。
両親を亡くして邪魔者扱いされながらも親戚中をタライ回しに合っていた自分を、住みなれた田舎から出てきて引き取り育ててくれた祖父祖母のように。
優しく手を差し伸べられる存在になりたい。
変わらない生き方をして二十六歳を迎えた誕生日。
目の前で車に撥ねられそうな子供を庇い優はこの世を去った。
そのはずだった。
不思議なことに目が覚めると、埃まみれの床に倒れる幼女に転生していて……?
人や魔物。みんなに愛される幼女ライフが今、幕を開ける。
文字数 134,766
最終更新日 2025.12.13
登録日 2025.10.13
アリアナ・ローズ侯爵令嬢。彼女はとても愛に飢えていた。
それを表に出すこともなく、第二王子の婚約者として完璧な淑女を演じ続ける。
家族からは政略結婚の道具としてしか見てもらえず心はすさみきっていく。
エドガー・リンデロン第二王子は優しくてアリアナにいつも愛を囁いてくれた。
そんなアリアナを絶望に突き落としたのもエドガーだった。
いつからなのか、あろうことかエドガーは親友のヘレン・ジーナ子爵令嬢と親密な関係を持っていた。それがバレたからなのか、それとも単純に邪魔になったからなのか、アリアナはエドガー殺人未遂の容疑で捕まってしまう。
身に覚えのない罪状に必死に訴えるも、冷たく暗い牢屋に閉じ込められ処刑の日を待つしかなかった。
国中がアリアナを歴史上最悪の悪女だと口を揃えるなか、彼女を無実を信じる者もいた……。
死刑が執行されたある日、アリアナは“運命の分かれ道”となる過去に戻っていた。
誰がどうやって、何の目的で、時間を巻き戻したからわからないが、アリアナは深く感謝する。
これで愛していた家族に、裏切り騙し、見下し嘲笑った親友と婚約者に、復讐が出来ると。
そして誓った。
今度こそ大切な人達を守る、と……。
文字数 533,702
最終更新日 2025.12.12
登録日 2025.06.25
ハースト王国で虐げられてきたシオン。元、公爵令嬢。
シオンは王太子の言葉に背中を押されて国を出る決意をした。
フェルバー商会ブレットの手を借りて、唯一の家族であるノアールと、メイド長だったメイと共に隣国へ。
隣国リーネットの人々は優しく、砕けてなくなったシオンの心は次第に形を取り戻していく。
幸せに囲まれて生きていたシオンに、様々な困難が降り注ぐも周りの助けもありようやく、生まれた意味、生きる理由、存在価値を見つけた。
そして……。愛する人が出来た。
傍にいるだけで幸せを感じるシオンはそれ以上を望まない。
そんな二人の元に、他国の公女が現れて……?
ある日突然、スラーシャウ帝国の皇帝がリーネットにやって来た。
若くして国のトップに君臨する独身皇帝はシオンに一目惚れをしてしまう。
シオンを巡って今、戦いが始まる……?
こんな作品知らねーよという皆様
是非とも前作となる「偽物令嬢〜前世で大好きな兄に殺されました。そんな悪役令嬢は静かで平和な未来をお望みです〜」を読んでもらえたら!
文字数 30,278
最終更新日 2025.10.25
登録日 2025.08.27
大好きだったはずなのに。
いつから母親を「貴女」と呼ぶようになったのか。
嫌いになってしまった母親と暮らすロザリーナ。
国が定めた『未成年は親の保護下にあるべき』という法律によって家を出ることも叶わない。
息苦しい毎日を過ごしていたある日、悪逆非道と恐れられる小侯爵に声をかけられて……。
文字数 2,839
最終更新日 2025.09.18
登録日 2024.12.30
【少女の“罪”とは一体何なのか。生まれた意味、生きる理由とは……?】
※心が重たく苦しくなるかもしれません。閲覧にはご注意下さい。
国で唯一の公女、シオン・グレンジャーは国で最も有名な悪女。悪の化身とまで呼ばれるシオンは詳細のない闇魔法の使い手。
わかっているのは相手を意のままに操り、心を黒く染めるということだけ。
そんなシオンは家族から疎外され使用人からは陰湿な嫌がらせを受ける。
何を言ったところで「闇魔法で操られた」「公爵様の気を引こうとしている」などと信じてもらえず、それならば誰にも心を開かないと決めた。
誰も信用はしない。自分だけの世界で生きる。
ワガママで自己中。家のお金を使い宝石やドレスを買い漁る。
それがーーーー。
転生して二度目の人生を歩む私の存在。
優秀で自慢の兄に殺された私は乙女ゲーム『公女はあきらめない』の嫌われ者の悪役令嬢、シオン・グレンジャーになっていた。
「え、待って。ここでも死ぬしかないの……?」
攻略対象者はシオンを嫌う兄二人と婚約者。
ほぼ無理ゲーなんですけど。
シオンの断罪は一年後の卒業式。
それまでに生き残る方法を考えなければいけないのに、よりによって関わりを持ちたくない兄と暮らすなんて最悪!!
前世の記憶もあり兄には不快感しかない。
しかもヒロインが長男であるクローラーを攻略したら私は殺される。
次男のラエルなら国外追放。
婚約者のヘリオンなら幽閉。
どれも一巻の終わりじゃん!!
私はヒロインの邪魔はしない。
一年後には自分から出ていくから、それまでは旅立つ準備をさせて。
貴方達の幸せの邪魔は致しません!!
悪役令嬢に転生した私が目指すのは平凡で静かな人生。
文字数 563,095
最終更新日 2025.09.16
登録日 2024.09.23
少女は愛されたかった。
家族に、恋人に。
愛されたいと願うことが罪ならば、誰かを愛する人は、どんな罪に問われるのか。
家族と婚約者に虐げられる少女。
いつもと変わらない日常に変化が起きた。
巷で「豚公爵」と呼ばれるフィミアドール公爵から結婚の申し出であり、少女が嫁ぐとこになり……
文字数 22,208
最終更新日 2025.09.12
登録日 2024.10.23
死ぬだけの日々を繰り返すサーシャル。
始まりはイリムの誕生日パーティーでの婚約破棄。
身に覚えのないリュミラールへの罪で投獄され、死ぬとまた婚約破棄の瞬間に戻ってしまう。
どうすれば終わるのか。“死”に終わりはあるのか。
いつからかサーシャルは生きることを諦めた。
死ぬために生き、死ぬために時間が戻るのであれば、全ての死を受け入れるしかない。
突然、何の前触れもなく訪れた永遠の苦しみと痛み、絶望からサーシャルは抜け出せるのか……?
文字数 10,082
最終更新日 2025.09.01
登録日 2025.09.01
十年間、ずっと片想いをしていた人と結婚をした。
幸せになれると信じていた。
彼の本心を聞くまでは……。
アレクサンダーと結婚したジュリアンは、式が終わったその直後。絶望に突き落とされた。
愛する夫は自分でない女性を愛していると宣言した。
元貴族の平民。美しいオリビアは愛人ではなくアレクサンダーの妻であると。
愛する二人を引き裂いた悪女としてジュリアンは……。
失意のどん底にいたジュリアンの異変に気付いた義弟、ロックス。
彼が取った行動とは……。
文字数 59,543
最終更新日 2025.08.08
登録日 2025.05.25
卒業まで残り五日。
三年間。地味で目立たず過ごしてきたミーラの世界が一変する。
真っ赤な薔薇の花束を差し出してきた男子生徒は片膝を付きながら
「僕が君をエスコートしてあげよう」
と、言った。
生徒が入り乱れる靴箱で。
男子生徒、いや。全校生徒から「勘違い男」と呼ばれる次期公爵でもあるソルドは、まるで自分に選ばれたことが名誉であると叫んだ。
これまで接点がなかったソルドからの申し出。そして……
「君をこの僕の第一夫人として迎えてあげよう」
と、迷惑極まりない求婚?まで……。
文字数 2,749
最終更新日 2025.07.02
登録日 2025.06.29
第一王子エルリックと婚約していたナターシャ。
王族が主催するパーティーの前日。婚約を破棄したいとエルリックから告げられた。
あろうことかエルリックは、ナターシャの親友ミリアと浮気していたのだ。
「かしこまりました。婚約破棄、お受け致します」
ナターシャは笑顔で申し出を受け入れた。
エルリックのことを全く好きになれなかったナターシャからしてみれば、婚約破棄はまさに天の助け。
親友と元婚約者の幸せを願った矢先、エルリックは……。
文字数 10,006
最終更新日 2025.06.30
登録日 2024.10.19
「アンリース。君との婚約を破棄する」
あろうことか私の十六歳の誕生日パーティーで、私の婚約者は私ではない女性の肩を抱いてそう言った。
「かしこまりました殿下。謹んで、お受け致します」
政略結婚のため婚約していたにすぎない王子のことなんて、これっぽちも好きじゃない。
そちらから申し出てくれるなんて、有り難き幸せ。
かと、思っていたら
「アンリース。君と結婚してあげるよ」
婚約破棄をした翌日。元婚約者はそう言いながら大きな花束を渡してきた。
文字数 123,234
最終更新日 2024.11.18
登録日 2024.09.25
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