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帝国での騒ぎから三年。
イグニス王国は平穏を取り戻したかに見えた――。
けれど、静寂の裏で“何か”が軋みはじめている。
宰相ヴァルディスの屋敷で見つかった、
人とも魔物ともつかぬ「落とし子」の影。
そして、女王ヴェラノラの耳にだけ響く、
誰にも聞こえない“音”。
守護騎士セレスタは殿下と共に魔物討伐へ赴き、
母の残した「竜の声」に導かれていく。
その頃、死んだはずの者が水底より甦り、
王国へと手を伸ばしていた。
再生と赦し、そして観測の物語。
“愛”の果てに残る炎は――滅びか、それとも祈りか。
【注意事項】
※本作は『君に、炎を捧ぐ』三部作の第三幕です。
一幕・二幕の続編としてお読みください。
※AIによる構成補助・校正を一部利用しています。
※恋愛・絆・家族愛など多層的な愛を描いており、
一部に微BL・百合・性別曖昧な関係描写を含みます。
苦手な方はご注意ください。
※政治・宗教・戦闘・精神描写を含みますが、過激表現は控えています。
文字数 24,174
最終更新日 2025.12.15
登録日 2025.11.19
愛か、狂気か。
檻を作った男の物語。
黒蝶が舞う夜、ノルは己の愛を試される。
炎と黒蝶に導かれ、墜ちていく彼が見つけたものは、赦しか、地獄か。
『君に、炎を捧ぐ』外伝。
一部(https://www.alphapolis.co.jp/novel/898127776/953967714)を読んでから読むことをおすすめしてます。
文字数 10,697
最終更新日 2025.10.26
登録日 2025.10.24
「お前に、私の伴侶となる資格があるのかを確かめたい」――炎を統べる女王と、秘密を抱えた騎士の物語。
魔法の力を“加護”として授かる、竜の国・イグニス王国。
若き女王ヴェラノラは、王国の象徴である「竜の騎士団」から、一人の騎士を選び抜いた。
銀髪の青年騎士・レイ。
冷静沈着で寡黙、しかし誰よりも忠誠を尽くすその姿に、女王は心を惹かれていく。
だが彼は、偽りの存在だった。
その正体は、かつて王宮を襲った“竜”の血を引く者。そして、男ではなく――女だった。
彼女の名はセレスタ。
身体に刻まれた呪い、縋る昔の記憶。
そのすべてが、王国の“炎”を揺るがしていく。
女王と騎士、そして竜の因縁が交錯するとき――
炎は、誰のために燃えるのか。
【女王×騎士/すれ違い主従/ドラゴン・ファンタジー/微百合要素あり】
文字数 106,214
最終更新日 2025.07.31
登録日 2025.06.13
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