〈はじめて〉の話。~片思いしていた同級生が深夜に訪ねてきた、からはじまる初体験の話~

夏休み最後の真夜中。
片思いの相手――クラスメイトの灰谷がオレの部屋を訪ねてきた。

「口説きに来た」 「抱いてやるよ」

思いも寄らぬ言葉!
その時、電話が鳴る。
内容は「灰谷が事故で危篤だ」という知らせだった。

目の前にいるのは、確かに灰谷。

それはオレの〈はじめて〉と、ひと夏の不可思議な一週間の始まりだった。
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