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連載
そして日々は流れて……って一週間ですけどね! 6
日も暮れてきました。いまだカワイコちゃん達は島から帰って来る気配がありません。どうやら私の魔力で満ちた島はどこにいても何をしていても私を感じれて寂しさは感じないそうです。触れないし話も出来ない私の方が寂しいです。
「エリーゼ様、そろそろ食堂に参りますか?」
「ええ、そうね。今日はお時間頂けるようにお願いしなくてはいけないしね。」
「はい。」
準備出来たし、そりゃあ行きますよ。
「その前にお母様に会います。先触れを。」
「はい。」
さすがにいきなり行って仕事の邪魔は出来ない。お母様は領主夫人としてのお仕事も侯爵夫人としてのお仕事もあるから私よりも忙しいのだ!
…………先触れからの伝言はいつでも良いからいらっしゃいだった。
なので、今から行きます。無限収納に菓子類の確認をしてからの出撃です!賄賂は大事なり!
「じゃあ、行きましょうか。」
「はいっ!」
気合十分です!アニスを連れて、お母様のお部屋に向かいます。
……訪れたお母様の執務室。執務室の造りはお父様の執務室と殆ど変わりません。私達が訪れるとお母様は執務机から立ち上がってソファへと歩いて行く来ます。無論私達はソファへと案内されました。
「お座りなさい。」
「はい。」
座るのは私だけです。アニスは出来る子なので、ちゃんと立って脇に控えます。距離あるけどね!ソニアが紅茶をお母様と私の前に置くのを待ち、静止して待ちます。カチャリと紅茶が置かれてから、無限収納からお皿をコトリと置いてからコロコロと松露を出します。緑色と茶色の球体にお母様は怪訝なお顔です。
「松露と言うお菓子です。小豆を使ったお菓子ですので、きっとお母様も気に入ると思いますわ。」
「……そう。」
緑色のを手に取り、静に優雅に口に入れる。
「飴とは違うので、そのまま噛んで召し上がって下さい。」
お母様が静に咀嚼するのを確認してから、お母様のお顔を見る。訝しげな表情からの驚き……さらに甘い笑顔へと変わり、気に入って貰えそうだと確信しました!アンコ星人は松露、気に入ると思ったのよ!
「お味はどうですか?これは日持ちのするお菓子なのですよ。」
咀嚼し終え、紅茶を一口飲むとやはりお顔が少し変わりました。後味ってものがあるものね。
「日持ち……する。そろそろ旅に行くのかしら?」
さすが察しが良い。
「はい。その間楽しめるようにこの一週間、ジムを始めとして多くの料理人に手伝っては貰い料理だけでなくお菓子も作って参りました。こちらの松露は手軽ですしお母様のお仕事の合間にお口にし易いでしょう?緑色と茶色で味が違いますし、紅茶にも合いますでしょう。ガラス瓶に入れて置いておいたら良いかと思って。」
お母様の笑顔がトロリと溶ける。
「嬉しいわ。サテュロスだったかしら、テイムすると前々から言っていたものね。エリーゼ、貴女のする事で領は一層発展するでしょう。私達は忙しくなるけれど、領が豊かになる事で領民も豊かになる事は私達領主一家の幸せでもあります。我がシュバルツバルト領は弱き者には生き難い場所です。それでも領民は私達に付いてきてくれている。私達領主一家は、その領民の事を考えねばなりません。……エリーゼ。私個人としては貴女の事を信頼し、愛してる。だからこそ、貴女の行動や言動を応援してます。サテュロスの事も貴女は個人的な、もしくは私の為と思ってるのかも知れないけれど貴女の行いが私や旦那様など家族だけでなく多くの者に影響を与えている。それも良い影響です。領地に戻る旅で共に旅をした民達にそれは如実に現れてました。この領都から新しい風が吹くでしょう。頑張りなさい。私は母としてだけではなく、領主夫人としても貴女を信じ応援してます。」
「ありがとうございます。」
それしか言えなかった。私の軽率とも言える行動を許してくれるお母様に。紅茶を飲み、静に立ち上がる。近付いて来たエミリに無限収納から大きな……四リットルは入るガラス瓶を手渡し、蓋を開けて松露をザーッと入れた。持つよね?……持って欲しい。最近作った飴も置いていこうかな?
「エリーゼ様、そろそろ食堂に参りますか?」
「ええ、そうね。今日はお時間頂けるようにお願いしなくてはいけないしね。」
「はい。」
準備出来たし、そりゃあ行きますよ。
「その前にお母様に会います。先触れを。」
「はい。」
さすがにいきなり行って仕事の邪魔は出来ない。お母様は領主夫人としてのお仕事も侯爵夫人としてのお仕事もあるから私よりも忙しいのだ!
…………先触れからの伝言はいつでも良いからいらっしゃいだった。
なので、今から行きます。無限収納に菓子類の確認をしてからの出撃です!賄賂は大事なり!
「じゃあ、行きましょうか。」
「はいっ!」
気合十分です!アニスを連れて、お母様のお部屋に向かいます。
……訪れたお母様の執務室。執務室の造りはお父様の執務室と殆ど変わりません。私達が訪れるとお母様は執務机から立ち上がってソファへと歩いて行く来ます。無論私達はソファへと案内されました。
「お座りなさい。」
「はい。」
座るのは私だけです。アニスは出来る子なので、ちゃんと立って脇に控えます。距離あるけどね!ソニアが紅茶をお母様と私の前に置くのを待ち、静止して待ちます。カチャリと紅茶が置かれてから、無限収納からお皿をコトリと置いてからコロコロと松露を出します。緑色と茶色の球体にお母様は怪訝なお顔です。
「松露と言うお菓子です。小豆を使ったお菓子ですので、きっとお母様も気に入ると思いますわ。」
「……そう。」
緑色のを手に取り、静に優雅に口に入れる。
「飴とは違うので、そのまま噛んで召し上がって下さい。」
お母様が静に咀嚼するのを確認してから、お母様のお顔を見る。訝しげな表情からの驚き……さらに甘い笑顔へと変わり、気に入って貰えそうだと確信しました!アンコ星人は松露、気に入ると思ったのよ!
「お味はどうですか?これは日持ちのするお菓子なのですよ。」
咀嚼し終え、紅茶を一口飲むとやはりお顔が少し変わりました。後味ってものがあるものね。
「日持ち……する。そろそろ旅に行くのかしら?」
さすが察しが良い。
「はい。その間楽しめるようにこの一週間、ジムを始めとして多くの料理人に手伝っては貰い料理だけでなくお菓子も作って参りました。こちらの松露は手軽ですしお母様のお仕事の合間にお口にし易いでしょう?緑色と茶色で味が違いますし、紅茶にも合いますでしょう。ガラス瓶に入れて置いておいたら良いかと思って。」
お母様の笑顔がトロリと溶ける。
「嬉しいわ。サテュロスだったかしら、テイムすると前々から言っていたものね。エリーゼ、貴女のする事で領は一層発展するでしょう。私達は忙しくなるけれど、領が豊かになる事で領民も豊かになる事は私達領主一家の幸せでもあります。我がシュバルツバルト領は弱き者には生き難い場所です。それでも領民は私達に付いてきてくれている。私達領主一家は、その領民の事を考えねばなりません。……エリーゼ。私個人としては貴女の事を信頼し、愛してる。だからこそ、貴女の行動や言動を応援してます。サテュロスの事も貴女は個人的な、もしくは私の為と思ってるのかも知れないけれど貴女の行いが私や旦那様など家族だけでなく多くの者に影響を与えている。それも良い影響です。領地に戻る旅で共に旅をした民達にそれは如実に現れてました。この領都から新しい風が吹くでしょう。頑張りなさい。私は母としてだけではなく、領主夫人としても貴女を信じ応援してます。」
「ありがとうございます。」
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