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そして日々は流れて……って一週間ですけどね! 7
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「お母様、飴はまだありますか?あるようでしたら、良いのですが。もし少ないようでしたら、先日沢山作ったので置いていきます。」
「すっ!少ないわ!私、バラの飴が気に入ってるのだけどあるかしら?」
食い気味に来ましたよ(笑)
「バラですか、勿論あります。それだけでなく、違う花を模した飴も作ってもみました。香りも味も増えましたから楽しめる筈です。」
「まぁ!嬉しいわ!」
少し歩いて執務室に置いてあるダイニングテーブルへと行く。テーブルに収納からガラスの蓋付きの器を幾つも出す。大きい物にはバラを始めとした花の形の飴を丁寧に入れていく。小さい物には普通の飴をザラザラと入れていく。全てを入れ終えてお母様を見たら、興味津々な目で見てました。うん、新しい花舐めたいですよね。ガラスの小皿に新作の花の飴を一つずつ乗せる。
「お母様、新作ソフトですわ。夕食の前ですけど、どうぞ。」
小皿をエミリに渡す。エミリは既に松露入りの瓶を戸棚に置き終えていた。
……足音も立てず、素早く静に動くエミリは正直怖い。いや、慣れれば怖さは無くなるけど考えたら負けだね!
お母様の手元に届いた飴はキラキラしてて、綺麗なお飾りか何かに見える。チューリップの形やスミレの形、月見草に模した物にペチュニアに模した物。簡単だけど可愛らしい花に模した飴は食べるのが勿体ない位だ。模したと言っても、大きさは少し小さく食べやすい大きさにした。お母様が小さなピンクのチューリップを指先で摘まんで少し囓る。本当の花を囓ってるみたいに見える……てか、絵になるなぁ。嬉しそうに飴を囓り、口の中で欠片を舐めているお母様は可愛いの一言に尽きる。
「お母様、私……私、どうしてもサテュロスが欲しいのです!なので明日……いえ、明後日には出発したいのです!」
「分かってるわ!お母様、エリーゼの味方よ。で、誰と行くつもりかしら?」
うわぁ……優しい笑顔でいきなり来たよ。
「ルークとお兄ちゃん……トールお兄様なら一緒に来て頂いても差し支え無いと……」
「そうね!トールが一緒なら安心ね!」
早っ!即答ですか!さすがにルークと二人っきりは不味い。色々と。とにかく、お母様が味方についたならばお父様は頷いて下さる筈。キャスバルお兄様には、まぁ……仕方ないね!お留守番ヨロシク!なのだ!
「では、私食堂に一足先に行きますわ。」
「ええ、私も少ししたら行くわ。」
お母様の笑顔が少し黒いけど、スルーして食堂に行こう!そうしよう!
お母様に礼をして、アニスを連れて食堂に向かう。
「すっ!少ないわ!私、バラの飴が気に入ってるのだけどあるかしら?」
食い気味に来ましたよ(笑)
「バラですか、勿論あります。それだけでなく、違う花を模した飴も作ってもみました。香りも味も増えましたから楽しめる筈です。」
「まぁ!嬉しいわ!」
少し歩いて執務室に置いてあるダイニングテーブルへと行く。テーブルに収納からガラスの蓋付きの器を幾つも出す。大きい物にはバラを始めとした花の形の飴を丁寧に入れていく。小さい物には普通の飴をザラザラと入れていく。全てを入れ終えてお母様を見たら、興味津々な目で見てました。うん、新しい花舐めたいですよね。ガラスの小皿に新作の花の飴を一つずつ乗せる。
「お母様、新作ソフトですわ。夕食の前ですけど、どうぞ。」
小皿をエミリに渡す。エミリは既に松露入りの瓶を戸棚に置き終えていた。
……足音も立てず、素早く静に動くエミリは正直怖い。いや、慣れれば怖さは無くなるけど考えたら負けだね!
お母様の手元に届いた飴はキラキラしてて、綺麗なお飾りか何かに見える。チューリップの形やスミレの形、月見草に模した物にペチュニアに模した物。簡単だけど可愛らしい花に模した飴は食べるのが勿体ない位だ。模したと言っても、大きさは少し小さく食べやすい大きさにした。お母様が小さなピンクのチューリップを指先で摘まんで少し囓る。本当の花を囓ってるみたいに見える……てか、絵になるなぁ。嬉しそうに飴を囓り、口の中で欠片を舐めているお母様は可愛いの一言に尽きる。
「お母様、私……私、どうしてもサテュロスが欲しいのです!なので明日……いえ、明後日には出発したいのです!」
「分かってるわ!お母様、エリーゼの味方よ。で、誰と行くつもりかしら?」
うわぁ……優しい笑顔でいきなり来たよ。
「ルークとお兄ちゃん……トールお兄様なら一緒に来て頂いても差し支え無いと……」
「そうね!トールが一緒なら安心ね!」
早っ!即答ですか!さすがにルークと二人っきりは不味い。色々と。とにかく、お母様が味方についたならばお父様は頷いて下さる筈。キャスバルお兄様には、まぁ……仕方ないね!お留守番ヨロシク!なのだ!
「では、私食堂に一足先に行きますわ。」
「ええ、私も少ししたら行くわ。」
お母様の笑顔が少し黒いけど、スルーして食堂に行こう!そうしよう!
お母様に礼をして、アニスを連れて食堂に向かう。
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