婚約破棄されまして(笑)

竹本 芳生

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南国風善哉をゆっくり頂く。美味しい……ジムめ……こんな組み合わせを思い付くとは、腕を上げた……いや、想像力が芽生えたのか……材料があれば、この先色々作り出せる……そんな気がする!
新たな扉を開いたな!素晴らしき事よ!

「んま……♡」

「幸せそうだな。かなり甘いし香りがクルって言うか……ちょっとな……」

ん?ルークの様子がおかしい。ココナッツの香り苦手なのかな?

「ココナッツの香りダメなタイプ?」

聞いてみるテスト。困った顔してるけど……どうした?

「ダメじゃないけど、ちょっと興奮するかな?って……」

…………!?なんと!あ……アレか?南国風だと開放感感じちゃうとかなの?リゾラバ系みたいな?やーん!そうなの?

「そう……そうなんだ……」

「嫌いじゃないけど、今日はゆっくり休みたいからさ……」

そっか……でも私は食べるよ!これ、美味し~い!ココナッツミルクが甘くないから以外に良い!

「だっこしてにゃ!」

「してピカ!」

「ん?ああ、ほら。」

……イチャイチャタイム始まった……別に良いんです。寂しくなんて無いです。私だって明日からイチャイチャするから良いんです。

「ご主人、さいごのあまくておいしかったにゃん♡」

「おにくサイコーピカ!」

「良かったな。ルチルは本当、肉好きだな。」

「おにくたべて、はやく大おっきくなるピカ!つよくなるピカ!にいにみたいになるピカ!」

「……ピカ太郎みたいに……か?ルチル。強くなるのは良いが、オッパイに拘るのはダメだ。」

……ルーク!何、真剣な顔で言ってるのよ!最近のピカ太郎は良い子になってるのよ!まだ確定してるか問われると疑問だけど!それより何、小っちゃい子に真面目に言ってるの!?

「オッパイ?なんでオッパイピカ?あかちゃんじゃないからオッパイはこだわらないピカ。」

赤ちゃん……ちょっとディスってるやん。ルチル、時々天然で鬼発言出るな……

「そうか、なら早く大きくなると良いな。」

スッゴい良い笑顔で言いましたよ。イケメンの笑顔全開かよ。クソ……あ~途中で食べるパイナップル美味しい~!

「ルチルがはやくおっきくなったら、ボクもおっきくなってるのかにゃ?」

十分大きいです。ノエルさん、勘弁して下さい。

「ご主人……ボクもはやくおっきくなるにゃん♡」

チッ!

しまった!ノエルの語尾なハートマークを感じて思わず舌打ちしちゃったよ……反省。

「あー……ノエルは十分大きいと思うな。ルチルのお兄ちゃんだしな。」

ルークの目がキョドってます。いやぁね。

「そうかにゃ?……そうだにゃ!ボクはルチルのにいにだから、おっきいにゃ!」

「そうピカ!ノエルにいにはおっきいピカー!」

一件落着か。平和が一番!
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