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ただ今、準備中! 31
体中から力が抜けて……いや、正しくない。腰に力が入らない。所謂腰が抜けた状態になった……これがキャスバルお兄様の本気か……勝てねぇ……オラ、勝てねぇだよ……
「大丈夫か?今のはとんでもない威力を感じたぞ!」
ルークの言葉にカクカクと頷く。怖っ……シスコンパワーなのかイケメンパワーなのか分からないのが余計に怖い。もう帰りたい……自分の部屋に帰りたい……でも腰が抜けて力が入らないよぅ!
さすがにルークも尋常じゃないと気がついてくれて、オロオロしてるけどどうにもなんないよ!誰か助けて~!!
「エリーゼ。大丈夫かい?」
元凶のキャスバルお兄様が直ぐ側に!え?デザート食べてたよね!完食したの?あの量を!僅かな時間よね?どうなってるの!
ガタリと椅子が動かされ、キャスバルお兄様の腕が伸びてくる!
「部屋まで連れて行ってあげるよ。大丈夫だよ、不安に思わないで。」
フギャーーーー!
どアップでどピンクオーラ全開の笑顔キターーーー!!誰か……誰か助けて……くれない?ちくしょう!
「さ、お部屋まで連れて行ってあげよう。」
お姫様抱っこされました。
「怖かったら掴まっておいで。」
違う意味で怖いです!
「あら、良かったわね。」
良くない!良くないです、お母様!ルーク助け……無理だ……ノエルとルチルがビッタリくっついてて無理だ……
「達者でな~!お休み~!」
トールお兄様の呑気な声が聞こえました。チクショウ!
「お……お休みなさい……」
何とか声を出すとキャスバルお兄様はスタスタと食堂から出てしまいました。
「えっ!エリーゼ様!」
「アニス。エリーゼはちょっと力が入らなくてね、このまま私が部屋まで運ぶから。レイ、着いてこい。」
「はっ。」
お兄様はゆっくりと私をお姫様抱っこしたまま歩いて行きます。私の脳内に流れるBGMはドナドナです。いつもなら短く感じる距離も今回は長く感じます。いえ、実際長いのかも……ようやく辿り着いて解放されるかと思いきや……
「ベットまで運ぼう。」
「こちらです。」
「レイ、ついてくるなよ。」
「勿論です。」
ベットまで運ばれました。問答無用でした。泣きそう……
「可愛い部屋だね。」
頭を撫でられ、ダメ押しのように囁かれました。お兄様め!
「じゃあ、お休み。私の可愛いお姫様。」
そう言ってデコにチュッとして出ていきました。死ぬかと思いました。とんでもないシスコンです。迂闊過ぎました……少し前の自分をちょっとだけ恨みました。反省します……
「大丈夫か?今のはとんでもない威力を感じたぞ!」
ルークの言葉にカクカクと頷く。怖っ……シスコンパワーなのかイケメンパワーなのか分からないのが余計に怖い。もう帰りたい……自分の部屋に帰りたい……でも腰が抜けて力が入らないよぅ!
さすがにルークも尋常じゃないと気がついてくれて、オロオロしてるけどどうにもなんないよ!誰か助けて~!!
「エリーゼ。大丈夫かい?」
元凶のキャスバルお兄様が直ぐ側に!え?デザート食べてたよね!完食したの?あの量を!僅かな時間よね?どうなってるの!
ガタリと椅子が動かされ、キャスバルお兄様の腕が伸びてくる!
「部屋まで連れて行ってあげるよ。大丈夫だよ、不安に思わないで。」
フギャーーーー!
どアップでどピンクオーラ全開の笑顔キターーーー!!誰か……誰か助けて……くれない?ちくしょう!
「さ、お部屋まで連れて行ってあげよう。」
お姫様抱っこされました。
「怖かったら掴まっておいで。」
違う意味で怖いです!
「あら、良かったわね。」
良くない!良くないです、お母様!ルーク助け……無理だ……ノエルとルチルがビッタリくっついてて無理だ……
「達者でな~!お休み~!」
トールお兄様の呑気な声が聞こえました。チクショウ!
「お……お休みなさい……」
何とか声を出すとキャスバルお兄様はスタスタと食堂から出てしまいました。
「えっ!エリーゼ様!」
「アニス。エリーゼはちょっと力が入らなくてね、このまま私が部屋まで運ぶから。レイ、着いてこい。」
「はっ。」
お兄様はゆっくりと私をお姫様抱っこしたまま歩いて行きます。私の脳内に流れるBGMはドナドナです。いつもなら短く感じる距離も今回は長く感じます。いえ、実際長いのかも……ようやく辿り着いて解放されるかと思いきや……
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「勿論です。」
ベットまで運ばれました。問答無用でした。泣きそう……
「可愛い部屋だね。」
頭を撫でられ、ダメ押しのように囁かれました。お兄様め!
「じゃあ、お休み。私の可愛いお姫様。」
そう言ってデコにチュッとして出ていきました。死ぬかと思いました。とんでもないシスコンです。迂闊過ぎました……少し前の自分をちょっとだけ恨みました。反省します……
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