婚約破棄されまして(笑)

竹本 芳生

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連載

サテュロスゲットの旅 4

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「エリーゼ。昼食は何を作るか決めたか?」

隣に立つルークに聞かれて特に決めてないし迷ってる事を言ってみる。

「んー……迷ってるんだよね……魚が食べたいんだけど、どうしようかなって。サバサンドみたいのを作ろうかな?具沢山スープもあれば結構お腹膨れると思うんだけど。」

「具沢山スープか……トマトスープが良いな、ミネストローネみたいなさ。」

お~!良いね。ミネストローネか!うん、ニャンコ達に説明して作って貰おう!

「ショートパスタあるし、ミネストローネ作って貰おう!効果付きならなお良いよね!」

メニューが決まったので、料理長の所に向かう。料理長の所には料理人達とニャンコ達がいます。

「料理長、昼食なのだけど焼いた魚を野菜と一緒にパンに挟んだ物とスープにしようと思います。今から薪をコンロの近くに出すので火起こしを頼みます。」

コンロの脇に薪をドサドサと収納から出して置く。台の所に戻って魚を沢山出す。一人三~四個は食べると思うんだよね。八丈島産のレタスとタマネギとトマトをやっぱり沢山出す。
味付けの焼き魚用の塩とパンに塗るオリーブオイルを出す。料理長に説明すると、ふんふんと頷いて的確な指示を料理人達に出す。
さすが料理長と言われるだけある!理解も早いし、指示も的確!スッゴい助かる!包丁とまな板は肌身離さず持っているのか、ササッと出して魚を捌きだした。台の端っこに大寸胴を出して水を満たす。「使用する水ここに置いておきます!無くなったら足しますので使って下さい!」そう
伝えておく。さて、次はニャンコ達への説明だ。この台は焼き魚サンド専用なので、移動します!

「はーい、皆向こうの台に行くよ~!」

ニャンコ達を連れて違うコンロへと移動する。サッと若い料理人がやって来て薪を放り込んで火起こしをしてくれる。良く気が付くなぁ……
台の上にショートパスタを始めとする様々な野菜を出す。もちろんトマトはてんこ盛りに出しておく。ベーコンもジムに言って作って貰った物が沢山ある。そのベーコンも出す。一通り説明する。

「わかったにゃ!」

トラジがフン!と鼻息荒く仁王立ちになった。おお!何か成長したっぽい!

「ご主人!まかせるにゃ!」

「うん。」

トラジの目の前にドスン!と大きなまな板が現れた!両手に握られた包丁がキラリ!と輝く!凄い!本当にレベルアップしてる!両脇にタマとノエルを従え料理長感出てる!
ヤバい!可愛い!もう、釘付けよ!
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