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サテュロスゲットの旅 20
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何故かルチルを抱っこしながらコンロで頑張るノエルを見ている。どうしたルーク!背中が煤けてるぞ!
「ちょっと本当にどうしたの?」
「いや……猫って何であんなに股間に陣取るかなって……」
な……なにぃっ!ノッ……ノエル……恐ろしい子!ルークの股間に陣取ってるの!?じゃあ……じゃあルークの股間のタマタマとかで玉遊びとかしちゃってるの?されちゃってるの?ひょっとして、ご主人のタマタマかわいいにゃ!とか言われちゃってるの?どうしよう!妄想が止まらない!
「何考えてるか想像つくけど違うから。」
読まれてた!テヘ♡
「えーと……タマとトラジは私の股間には陣取らないわよ。ノエルだからじゃない?」
ルークは私を凝視して溜息を吐く。うん、何かゴメンね。
「そっかノエルだからか……」
「そうだよ!個人差!じゃなくて個体差だよ!ね!ほら、そのうち朝ご飯出来るし、落ち込まないで!」
力無く笑ったルークにノエルの事だけじゃ無い気がする。
「他にもある?」
「どって事無いよ……ただ夢見が悪かっただけだから。」
「ふぅん……血行悪いと悪夢見るって言うから、寝る前に生姜湯とかジンジャーティー飲むと良いよ。」
「そっ……そうか。そうだな、ちょっと温まった方が良いんだな!」
少しだけルークが持ち上がりました!
「お!二人ともお早う。朝は丼か!良い匂いだな。」
トールお兄様だ!良し!今こそチャンス!
「おはようございます、トールお兄様。早速ですけど、夜から早朝の見回りをしている者達の為に冷え対策の飲み物を用意したいのですけど良いかしら?」
ふむ?と考え込んだお兄様はニッコリ微笑む。
「どうせだから、飲みたい者が飲める様に用意してくれるか?寝る前に温まりたい者もいるだろうからな。」
「はい。お兄様。」
冷え性の人もいるのかも……だったらきっと飲みたいよね。
「皆様おはようございます。朝から良い匂いですね、待ち遠しいです。」
お兄様の側近フレイが来たようです。振り返って見たフレイは何だか気怠げで色っぽいです。聞くだけ野暮ってもんです。
「親子丼ですか。三杯位おかわりしても良いですかね?」
「ん?大丈夫だろ。それで足りるか?」
「お味噌汁もありますからね。何とかなりますよ。」
トールお兄様とフレイの会話がドキドキする!大食い選手権出れる人がここに居た!そうだ!忘れてた!チャーシュー蓋大盛りラーメン余裕で食べちゃう人だった!確かあの時チャーハンも食べてた!しまった!ドワーフに中華鍋作らせれば良かった!そしたら本当のパラパラチャーハン食べさせれたのに!残念!
「エリーゼ!」
ハッ!ルークの声に気が付く。ニャンコ達の鼻唄が終わりを迎える!
「「上手に出来ました-!」」
ルークと一緒に叫んでしまいました。
「ちょっと本当にどうしたの?」
「いや……猫って何であんなに股間に陣取るかなって……」
な……なにぃっ!ノッ……ノエル……恐ろしい子!ルークの股間に陣取ってるの!?じゃあ……じゃあルークの股間のタマタマとかで玉遊びとかしちゃってるの?されちゃってるの?ひょっとして、ご主人のタマタマかわいいにゃ!とか言われちゃってるの?どうしよう!妄想が止まらない!
「何考えてるか想像つくけど違うから。」
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「えーと……タマとトラジは私の股間には陣取らないわよ。ノエルだからじゃない?」
ルークは私を凝視して溜息を吐く。うん、何かゴメンね。
「そっかノエルだからか……」
「そうだよ!個人差!じゃなくて個体差だよ!ね!ほら、そのうち朝ご飯出来るし、落ち込まないで!」
力無く笑ったルークにノエルの事だけじゃ無い気がする。
「他にもある?」
「どって事無いよ……ただ夢見が悪かっただけだから。」
「ふぅん……血行悪いと悪夢見るって言うから、寝る前に生姜湯とかジンジャーティー飲むと良いよ。」
「そっ……そうか。そうだな、ちょっと温まった方が良いんだな!」
少しだけルークが持ち上がりました!
「お!二人ともお早う。朝は丼か!良い匂いだな。」
トールお兄様だ!良し!今こそチャンス!
「おはようございます、トールお兄様。早速ですけど、夜から早朝の見回りをしている者達の為に冷え対策の飲み物を用意したいのですけど良いかしら?」
ふむ?と考え込んだお兄様はニッコリ微笑む。
「どうせだから、飲みたい者が飲める様に用意してくれるか?寝る前に温まりたい者もいるだろうからな。」
「はい。お兄様。」
冷え性の人もいるのかも……だったらきっと飲みたいよね。
「皆様おはようございます。朝から良い匂いですね、待ち遠しいです。」
お兄様の側近フレイが来たようです。振り返って見たフレイは何だか気怠げで色っぽいです。聞くだけ野暮ってもんです。
「親子丼ですか。三杯位おかわりしても良いですかね?」
「ん?大丈夫だろ。それで足りるか?」
「お味噌汁もありますからね。何とかなりますよ。」
トールお兄様とフレイの会話がドキドキする!大食い選手権出れる人がここに居た!そうだ!忘れてた!チャーシュー蓋大盛りラーメン余裕で食べちゃう人だった!確かあの時チャーハンも食べてた!しまった!ドワーフに中華鍋作らせれば良かった!そしたら本当のパラパラチャーハン食べさせれたのに!残念!
「エリーゼ!」
ハッ!ルークの声に気が付く。ニャンコ達の鼻唄が終わりを迎える!
「「上手に出来ました-!」」
ルークと一緒に叫んでしまいました。
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