164 / 1,522
連載
サテュロスゲットの旅 28
そんなこんなでカレーは大人気なまま終了です。本当だったらデザートにフルーツヨーグルトとかが食べたかったんだけど、ヨーグルトが無いのでただのフルーツにします。安定のバナナを出しておきます。でも、一人一本持って行ったら二本目を取りに来る人は少数派でした。
「今日はバナナの人気が無い……」
思わず呟いてしまった……どうしてだろぅ。
「あっ!申し訳ありません!カレーの後味が消えるんでちょっと……」
通りすがりの隊員が返答してくれました!そんなに!そんなにカレー気に入ったの?
「あ……ありがとう。カレーそんなに美味しかった?」
どれだけ気に入って貰えたかな?ドキドキするよ!
「そりゃあもう!おっ……私はもう少し辛くても良い位ですっ!」
顔を赤らめて大声で直立不動で言われビックリしました。隊員はそう言うと行ってしまいました。そっか……もう少し辛くても良いか。うん、ジャ……的な辛さまでは良いのかも知れない……今度は夜にご飯と一緒に食べたい。やっぱりカレーライスが食べたい。カレーも甘口と辛口の二種類にして。ちゃんとしたデザートも作って!シャーベットなら出来るもん!ゆずのシャーベットならサッパリした甘さだからきっと気に入る筈!うん、その内やろう!バナナはもう少し見て誰も取らなかったらしまっちゃおう。
「エリーゼ、久し振りのカレー本当に美味しかった。バナナはさすがに群がらないな。」
む?ルークもか?ルークも後味重視でバナナはちょっと遠慮します派か?
「ルークはバナナ食べないの?」
「ゴメン。この後味って言うか、胃から上がってくるカレーの匂いをバナナの匂いで飛ばしたく無いんだ。」
事細かに説明された!分かるけど、何かキタナイ!良く分かるけども!何か頭きた!バナナ食べちゃおう!
「あっそう!分かるけどリアルに想像するから、何かイヤ。」
言い捨ててスタスタとバナナを取りに行く。無言で二本もぎ取りルークの元に戻る。
「え……ゴメン。俺は……」
「二本とも私が食べるの!」
プンスカしながら剥いてパクりと齧り付いた。うん。甘くて美味しい。一本目を食べ終え、二本目を剥いた所で隣から突き刺さる様な視線。何かしら?隣のルークを見ながらバナナを頬張る。……何で、そんなに見てるのかね?チミは?私を凝視するルークと、そんなルークを見る私。ゴクンッと飲み込んだのできいてみようじゃないか!
「何でそんな真剣な顔して見てたの?」
ハッ!として顔を赤らめて向こうを見たルーク。何だって言うんだろう?変なルーク。
「いや、何でもない。」
そう言うとスタスタと歩き出し行ってしまいました。そんなルークを両前足を上げたバンザイスタイルで追いかけて行くノエルの後ろ姿とそんなノエルを追いかける黄色いボールもといルチルの姿を無言で眺めてました。
「今日はバナナの人気が無い……」
思わず呟いてしまった……どうしてだろぅ。
「あっ!申し訳ありません!カレーの後味が消えるんでちょっと……」
通りすがりの隊員が返答してくれました!そんなに!そんなにカレー気に入ったの?
「あ……ありがとう。カレーそんなに美味しかった?」
どれだけ気に入って貰えたかな?ドキドキするよ!
「そりゃあもう!おっ……私はもう少し辛くても良い位ですっ!」
顔を赤らめて大声で直立不動で言われビックリしました。隊員はそう言うと行ってしまいました。そっか……もう少し辛くても良いか。うん、ジャ……的な辛さまでは良いのかも知れない……今度は夜にご飯と一緒に食べたい。やっぱりカレーライスが食べたい。カレーも甘口と辛口の二種類にして。ちゃんとしたデザートも作って!シャーベットなら出来るもん!ゆずのシャーベットならサッパリした甘さだからきっと気に入る筈!うん、その内やろう!バナナはもう少し見て誰も取らなかったらしまっちゃおう。
「エリーゼ、久し振りのカレー本当に美味しかった。バナナはさすがに群がらないな。」
む?ルークもか?ルークも後味重視でバナナはちょっと遠慮します派か?
「ルークはバナナ食べないの?」
「ゴメン。この後味って言うか、胃から上がってくるカレーの匂いをバナナの匂いで飛ばしたく無いんだ。」
事細かに説明された!分かるけど、何かキタナイ!良く分かるけども!何か頭きた!バナナ食べちゃおう!
「あっそう!分かるけどリアルに想像するから、何かイヤ。」
言い捨ててスタスタとバナナを取りに行く。無言で二本もぎ取りルークの元に戻る。
「え……ゴメン。俺は……」
「二本とも私が食べるの!」
プンスカしながら剥いてパクりと齧り付いた。うん。甘くて美味しい。一本目を食べ終え、二本目を剥いた所で隣から突き刺さる様な視線。何かしら?隣のルークを見ながらバナナを頬張る。……何で、そんなに見てるのかね?チミは?私を凝視するルークと、そんなルークを見る私。ゴクンッと飲み込んだのできいてみようじゃないか!
「何でそんな真剣な顔して見てたの?」
ハッ!として顔を赤らめて向こうを見たルーク。何だって言うんだろう?変なルーク。
「いや、何でもない。」
そう言うとスタスタと歩き出し行ってしまいました。そんなルークを両前足を上げたバンザイスタイルで追いかけて行くノエルの後ろ姿とそんなノエルを追いかける黄色いボールもといルチルの姿を無言で眺めてました。
あなたにおすすめの小説
皆様ありがとう!今日で王妃、やめます!〜十三歳で王妃に、十八歳でこのたび離縁いたしました〜
百門一新
恋愛
セレスティーヌは、たった十三歳という年齢でアルフレッド・デュガウスと結婚し、国王と王妃になった。彼が王になる多には必要な結婚だった――それから五年、ようやく吉報がきた。
「君には苦労をかけた。王妃にする相手が決まった」
ということは……もうつらい仕事はしなくていいのねっ? 夫婦だと偽装する日々からも解放されるのね!?
ありがとうアルフレッド様! さすが私のことよく分かってるわ! セレスティーヌは離縁を大喜びで受け入れてバカンスに出かけたのだが、夫、いや元夫の様子が少しおかしいようで……?
サクッと読める読み切りの短編となっていります!お楽しみいただけましたら嬉しく思います!
※他サイト様にも掲載
【短編】婚約破棄?「喜んで!」食い気味に答えたら陛下に泣きつかれたけど、知らんがな
みねバイヤーン
恋愛
「タリーシャ・オーデリンド、そなたとの婚約を破棄す」「喜んで!」
タリーシャが食い気味で答えると、あと一歩で間に合わなかった陛下が、会場の入口で「ああー」と言いながら膝から崩れ落ちた。田舎領地で育ったタリーシャ子爵令嬢が、ヴィシャール第一王子殿下の婚約者に決まったとき、王国は揺れた。王子は荒ぶった。あんな少年のように色気のない体の女はいやだと。タリーシャは密かに陛下と約束を交わした。卒業式までに王子が婚約破棄を望めば、婚約は白紙に戻すと。田舎でのびのび暮らしたいタリーシャと、タリーシャをどうしても王妃にしたい陛下との熾烈を極めた攻防が始まる。
結婚して5年、冷たい夫に離縁を申し立てたらみんなに止められています。
真田どんぐり
恋愛
ー5年前、ストレイ伯爵家の美しい令嬢、アルヴィラ・ストレイはアレンベル侯爵家の侯爵、ダリウス・アレンベルと結婚してアルヴィラ・アレンベルへとなった。
親同士に決められた政略結婚だったが、アルヴィラは旦那様とちゃんと愛し合ってやっていこうと決意していたのに……。
そんな決意を打ち砕くかのように旦那様の態度はずっと冷たかった。
(しかも私にだけ!!)
社交界に行っても、使用人の前でもどんな時でも冷たい態度を取られた私は周りの噂の恰好の的。
最初こそ我慢していたが、ある日、偶然旦那様とその幼馴染の不倫疑惑を耳にする。
(((こんな仕打ち、あんまりよーー!!)))
旦那様の態度にとうとう耐えられなくなった私は、ついに離縁を決意したーーーー。
結婚30年、契約満了したので離婚しませんか?
おもちのかたまり
恋愛
恋愛・小説 11位になりました!
皆様ありがとうございます。
「私、旦那様とお付き合いも甘いやり取りもしたことが無いから…ごめんなさい、ちょっと他人事なのかも。もちろん、貴方達の事は心から愛しているし、命より大事よ。」
眉根を下げて笑う母様に、一発じゃあ足りないなこれは。と確信した。幸い僕も姉さん達も祝福持ちだ。父様のような力極振りではないけれど、三対一なら勝ち目はある。
「じゃあ母様は、父様が嫌で離婚するわけではないんですか?」
ケーキを幸せそうに頬張っている母様は、僕の言葉にきょとん。と目を見開いて。…もしかすると、母様にとって父様は、関心を向ける程の相手ではないのかもしれない。嫌な予感に、今日一番の寒気がする。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
20年前に攻略対象だった父親と、悪役令嬢の取り巻きだった母親の現在のお話。
ハッピーエンド・バットエンド・メリーバットエンド・女性軽視・女性蔑視
上記に当てはまりますので、苦手な方、ご不快に感じる方はお気を付けください。
夫から『お前を愛することはない』と言われたので、お返しついでに彼のお友達をお招きした結果。
古森真朝
ファンタジー
「クラリッサ・ベル・グレイヴィア伯爵令嬢、あらかじめ言っておく。
俺がお前を愛することは、この先決してない。期待など一切するな!」
新婚初日、花嫁に真っ向から言い放った新郎アドルフ。それに対して、クラリッサが返したのは――
※ぬるいですがホラー要素があります。苦手な方はご注意ください。
一年後に離婚すると言われてから三年が経ちましたが、まだその気配はありません。
木山楽斗
恋愛
「君とは一年後に離婚するつもりだ」
結婚して早々、私は夫であるマグナスからそんなことを告げられた。
彼曰く、これは親に言われて仕方なくした結婚であり、義理を果たした後は自由な独り身に戻りたいらしい。
身勝手な要求ではあったが、その気持ちが理解できない訳ではなかった。私もまた、親に言われて結婚したからだ。
こうして私は、一年間の期限付きで夫婦生活を送ることになった。
マグナスは紳士的な人物であり、最初に言ってきた要求以外は良き夫であった。故に私は、それなりに楽しい生活を送ることができた。
「もう少し様子を見たいと思っている。流石に一年では両親も納得しそうにない」
一年が経った後、マグナスはそんなことを言ってきた。
それに関しては、私も納得した。彼の言う通り、流石に離婚までが早すぎると思ったからだ。
それから一年後も、マグナスは離婚の話をしなかった。まだ様子を見たいということなのだろう。
夫がいつ離婚を切り出してくるのか、そんなことを思いながら私は日々を過ごしている。今の所、その気配はまったくないのだが。
「静かで、退屈な婚約者だった」と切り捨てられたので、最後くらい全部言って去ることにしました
桃我タロー
恋愛
「静かで、退屈な婚約者だった」
婚約破棄のその日、王太子は広間でそう言い捨てた。
三年間、失言を隠し、場を整え、黙って支えてきたのに。
どうやら私に必要だったのは婚約者ではなく、“便利な人”という役割だけだったらしい。
しかも隣には、つい三日前まで殿下の従兄に求婚していた令嬢まで立っていて――。
ならばもう、黙っている理由はない。
これは、最後まで笑って終わるつもりだった令嬢が、自分の声を取り戻す話。
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。