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サテュロスゲットの旅 29
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良く分からないまま食べ終え、のんびり後片づけです。だってほぼ全員お腹パンパンですから!あちこちから聞こえるカレーの感想に顔がニヤけます。ただ、だだっ子が出来ました。(笑)
「おいしかったピカ!いつまたピリピリおにくやるピカ?あしたもたべれるピカ?」
どんだけ~!
「いや、明日とかやらないから。気に入ったのは分かったから。」
キュと眉を寄せて残念アピールしてきました。
「うん、そんな顔してもダメ。ピカ太郎の事ばっかり聞けない。でもピカ太郎は辛いの好きなの?」
聞いた途端、尻尾をブンブン振り回して目をキラキラさせて来ました。
「ピリピリするとちからがわいてくるピカ!」
「ピリピリしてたら何でも良いの?」
グイーンと体ごと曲げて考えるピカ太郎。
「たぶんイイピカ。」
ちょっとした好奇心です。手の平に唐辛子を一本出して、ピカ太郎に手渡す。
「ピリピリするよ。」
ジロジロと見てから、赤いツヤツヤの唐辛子をパクリと囓った!そのまま一本シャリシャリと囓り。
「ピリピリピカーーーーッ!」
どうしよう……ちょっと面白い……
「なにピカ!スゴイピカ!きにいったピカ!」
「そう、良かった。じゃあピリピリが足りない時はさっきの出すね。」
「うれしいピカ!」
「うん。じゃあそろそろ片付け終わるからアニスと一緒に馬車に行ってね。」
「わかったピカ!」
アニスの所に集まってる仲間と合流したのを見届けてからチョロギーの所に行く。ルークがクワイと一緒にチョロギーの隣で待っててくれてます。チョロギーに乗ってアニスとカワイコちゃん達が乗っている馬車の前までルークと一緒に移動する。
さあ!午後の出発だ!
何事も無く進み、やがて遠目からでも分かる大きな魔物除けの柱。その内側に広がる木々……桃の果樹園だ。その向こうに高い石壁。赤く染まる空……でも、今日の夜はこの街で泊まる。そうする事で街にお金を落として行くのだ。街の為に、そこで暮らす者達の為に。
「おいしかったピカ!いつまたピリピリおにくやるピカ?あしたもたべれるピカ?」
どんだけ~!
「いや、明日とかやらないから。気に入ったのは分かったから。」
キュと眉を寄せて残念アピールしてきました。
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聞いた途端、尻尾をブンブン振り回して目をキラキラさせて来ました。
「ピリピリするとちからがわいてくるピカ!」
「ピリピリしてたら何でも良いの?」
グイーンと体ごと曲げて考えるピカ太郎。
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ちょっとした好奇心です。手の平に唐辛子を一本出して、ピカ太郎に手渡す。
「ピリピリするよ。」
ジロジロと見てから、赤いツヤツヤの唐辛子をパクリと囓った!そのまま一本シャリシャリと囓り。
「ピリピリピカーーーーッ!」
どうしよう……ちょっと面白い……
「なにピカ!スゴイピカ!きにいったピカ!」
「そう、良かった。じゃあピリピリが足りない時はさっきの出すね。」
「うれしいピカ!」
「うん。じゃあそろそろ片付け終わるからアニスと一緒に馬車に行ってね。」
「わかったピカ!」
アニスの所に集まってる仲間と合流したのを見届けてからチョロギーの所に行く。ルークがクワイと一緒にチョロギーの隣で待っててくれてます。チョロギーに乗ってアニスとカワイコちゃん達が乗っている馬車の前までルークと一緒に移動する。
さあ!午後の出発だ!
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