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サテュロスゲットの旅 78
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「おはようございます、ミナ様!ここの人達、私達の敵じゃありません!」
此方というよりミナに寄って行って開口一番が良く分からない言葉でした。
敵って何の事よ?
「あらぁ?何でかしらぁ?」
ミナもホワワ~ンとした笑顔だ。
「だって昨日の夜凄かったんですよ!聞こえなかったんですか?」
馬車に遮音魔法は掛けて無かった!抜かったわ!じゃあ丸聞こえな夜だったんかーい!
「まぁ?凄かったって何かしら?」
ミナ!聞いてはならぬぅ!
「はい!至る所から盛る声と音が聞こえてきて!オスばかりなのに盛るなんて!初めてで!」
ああ!ああ!そうだろうともよ!ちゃんと家に帰れば妻子ある身なんだよ!野郎同士でヤッてるけど!ちゃんと家庭持ってるんだよ大多数は!
「まぁまぁまぁ!そうなの!なら安心ね!私はとても静かに休めたわ、きっとご主人様のおかげね。」
至る所とか……いや、間違ってないな。サテュロス達の馬車の位置からすれば四方八方だわ。そんな煩い中、寝たのか?強者だな!
「そうなんですね!ミナ様がお認めになった方なら、その様な事もあり得るのでしょうね。」
ん?今、何か……
「聞いてみたかったわぁ♡ねぇ、ご主人様♡」
何て事言うんですか!恐ろしい!
「興味持たないように。私は聞くべきでは無いと思ってます。」
「そうなんですか?残念。」
「残念とか言わない。その内聞ける時も来るかも知れないから。」
来ないかも知れないけど。
チクショウ!遮音魔法教えたのに使わずにヤルから、こんな事になるんだよ!慎みを持て!いや、無理か……煽る為にワザと聞かせたんだろうな。トールお兄様め!
コンロの方から漂って来た美味しそうな匂いにお腹が鳴りそうです!
「朝から何だけど、ミルクをお願いね。」
「「「「「はぁ~い!」」」」」
サテュロス達は大層楽しそうに大寸胴のもとへと向かって行く。
いや、実際楽しいのだろう。
「サテュロスにとっての幸せって何かしら?」
「あら、ご主人様。私達サテュロスのメスにとっては美味しい草と搾った乳を褒めて貰う事ですわ。
」
「そっか。じゃあ幸せなのかな?」
美味しい草とミルクを褒める事って……
「幸せですよ。」
「なら良かった。
」
一安心だよ。暑い寒いは二の次なのかな?
「後、オスに襲われないっていうのも良いですね。」
やっぱそこか……そこは大事だよね。
此方というよりミナに寄って行って開口一番が良く分からない言葉でした。
敵って何の事よ?
「あらぁ?何でかしらぁ?」
ミナもホワワ~ンとした笑顔だ。
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馬車に遮音魔法は掛けて無かった!抜かったわ!じゃあ丸聞こえな夜だったんかーい!
「まぁ?凄かったって何かしら?」
ミナ!聞いてはならぬぅ!
「はい!至る所から盛る声と音が聞こえてきて!オスばかりなのに盛るなんて!初めてで!」
ああ!ああ!そうだろうともよ!ちゃんと家に帰れば妻子ある身なんだよ!野郎同士でヤッてるけど!ちゃんと家庭持ってるんだよ大多数は!
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ん?今、何か……
「聞いてみたかったわぁ♡ねぇ、ご主人様♡」
何て事言うんですか!恐ろしい!
「興味持たないように。私は聞くべきでは無いと思ってます。」
「そうなんですか?残念。」
「残念とか言わない。その内聞ける時も来るかも知れないから。」
来ないかも知れないけど。
チクショウ!遮音魔法教えたのに使わずにヤルから、こんな事になるんだよ!慎みを持て!いや、無理か……煽る為にワザと聞かせたんだろうな。トールお兄様め!
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「朝から何だけど、ミルクをお願いね。」
「「「「「はぁ~い!」」」」」
サテュロス達は大層楽しそうに大寸胴のもとへと向かって行く。
いや、実際楽しいのだろう。
「サテュロスにとっての幸せって何かしら?」
「あら、ご主人様。私達サテュロスのメスにとっては美味しい草と搾った乳を褒めて貰う事ですわ。
」
「そっか。じゃあ幸せなのかな?」
美味しい草とミルクを褒める事って……
「幸せですよ。」
「なら良かった。
」
一安心だよ。暑い寒いは二の次なのかな?
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やっぱそこか……そこは大事だよね。
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