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サテュロスゲットの旅 83
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「さっき採取していた鉱石は殆どがモンハ〇に出てきた鉱石だったな。」
あー……だからあんなにはしゃいでたのか……何に使えるのかサッパリだけど、持ち帰ってドワーフのおっちゃん等に渡せば何か作ってくれるでしょ。言いながらトコトコ歩いて、もう少し温かい方を目指す。チラチラとマップに映る魔物のマーカー表示はウザいので威圧をかけてみる。うん、消えた。マップに映ったら威圧掛けて行こうっと。
「ちょっと外れてるよな?」
「外れてますよ。何か?」
ルークがちょいちょい採取しながら聞いてきます。私も採取しながら答えます。アニスも採取していますがタマやトラジ達と一緒にいます。今はピカ太郎もルチルも何か拾ったり採ったりしてます。ユキとリコは辺りを警戒してウロウロしてますがテラがミナを乗っけたまんま木の上から見守ってくれてます。
ちょっとお腹空いてますが、それよりも採取が楽しいです!
「少し生えてる物が違うな。」
「あったかいからね、違うかも?と思ってたけど本当に違うとはね。」
「あんまり向こうには行けないぞ。隊員達に合流出来ないと危ないからな。」
「分かってる。そろそろ拠点目指して少しずつ動こうか。」
「そうだな。」
ゆるゆると森の中へと採取しながら移動する。ザザザッと上からテラが降りて来てアニスの近くへと移動してった。
「仲……良いんですね……私のご主人様なのにぃ……」
ミナよ……つまらん嫉妬はやめておくれ。アニスに話しかけてるから私は応えないけどね。
「そりゃそうです!エリーゼ様はお好きでもない方に愛想を振りまくような方では御座いませんから!ルーク様だから、この様にお優しいのです!」
目一杯アピールしなくても良いのよ、アニス。嬉しいけど。それと、私そんなに好きでもない人間に対して冷たいかな?記憶に無いけど。
「あらぁ、そうなのぉ?」
「そうなんです!」
ふふふ……ほほほ……と笑い声が聞こえます。背中がヒンヤリする笑い声だなぁ……
「かわったのとれたにゃ!」
「ボクもにゃ!」
「あら、本当ね。」
タマが両前足にキノコを持って走り寄り、トラジは赤い丸っこい実のついた草を持って走り寄って来ました。タマの持ってるキノコの一つはマヒ茸、もう一つはフシギ茸というキノコでした。フシギ茸は鑑定結果を見たらドキドキノ〇でした。
トラジが採ってきたのは何とハバネロ。
これはピカ太郎とルチルが好きなヤツだな、きっと。笑顔で受け取ります。でも、その前に確認です。
(ナビさん、ハバネロって栽培してましたっけ?)
<はい、マスター。栽培しておりません。栽培いたしますか?>
(収納に常時一キロある様にしておいて頂戴。)
<畏まりました。では収納して下さい。チビナビに伝えておきます。>
即座に収納する。
(宜しくね!)
<はい、マスター。>
「タマもトラジもありがとね。珍しい物だから嬉しいわ。」
「ほめられたにゃ!」
「ほんとにゃ!ほめられたにゃ!」
「「また、とってくるにゃー!」」
茂みに突っ込んで行く二匹を見て思わず微笑みます。視界の端から私を凝視するピカ太郎とルチルがいます(笑)
あー……だからあんなにはしゃいでたのか……何に使えるのかサッパリだけど、持ち帰ってドワーフのおっちゃん等に渡せば何か作ってくれるでしょ。言いながらトコトコ歩いて、もう少し温かい方を目指す。チラチラとマップに映る魔物のマーカー表示はウザいので威圧をかけてみる。うん、消えた。マップに映ったら威圧掛けて行こうっと。
「ちょっと外れてるよな?」
「外れてますよ。何か?」
ルークがちょいちょい採取しながら聞いてきます。私も採取しながら答えます。アニスも採取していますがタマやトラジ達と一緒にいます。今はピカ太郎もルチルも何か拾ったり採ったりしてます。ユキとリコは辺りを警戒してウロウロしてますがテラがミナを乗っけたまんま木の上から見守ってくれてます。
ちょっとお腹空いてますが、それよりも採取が楽しいです!
「少し生えてる物が違うな。」
「あったかいからね、違うかも?と思ってたけど本当に違うとはね。」
「あんまり向こうには行けないぞ。隊員達に合流出来ないと危ないからな。」
「分かってる。そろそろ拠点目指して少しずつ動こうか。」
「そうだな。」
ゆるゆると森の中へと採取しながら移動する。ザザザッと上からテラが降りて来てアニスの近くへと移動してった。
「仲……良いんですね……私のご主人様なのにぃ……」
ミナよ……つまらん嫉妬はやめておくれ。アニスに話しかけてるから私は応えないけどね。
「そりゃそうです!エリーゼ様はお好きでもない方に愛想を振りまくような方では御座いませんから!ルーク様だから、この様にお優しいのです!」
目一杯アピールしなくても良いのよ、アニス。嬉しいけど。それと、私そんなに好きでもない人間に対して冷たいかな?記憶に無いけど。
「あらぁ、そうなのぉ?」
「そうなんです!」
ふふふ……ほほほ……と笑い声が聞こえます。背中がヒンヤリする笑い声だなぁ……
「かわったのとれたにゃ!」
「ボクもにゃ!」
「あら、本当ね。」
タマが両前足にキノコを持って走り寄り、トラジは赤い丸っこい実のついた草を持って走り寄って来ました。タマの持ってるキノコの一つはマヒ茸、もう一つはフシギ茸というキノコでした。フシギ茸は鑑定結果を見たらドキドキノ〇でした。
トラジが採ってきたのは何とハバネロ。
これはピカ太郎とルチルが好きなヤツだな、きっと。笑顔で受け取ります。でも、その前に確認です。
(ナビさん、ハバネロって栽培してましたっけ?)
<はい、マスター。栽培しておりません。栽培いたしますか?>
(収納に常時一キロある様にしておいて頂戴。)
<畏まりました。では収納して下さい。チビナビに伝えておきます。>
即座に収納する。
(宜しくね!)
<はい、マスター。>
「タマもトラジもありがとね。珍しい物だから嬉しいわ。」
「ほめられたにゃ!」
「ほんとにゃ!ほめられたにゃ!」
「「また、とってくるにゃー!」」
茂みに突っ込んで行く二匹を見て思わず微笑みます。視界の端から私を凝視するピカ太郎とルチルがいます(笑)
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