婚約破棄されまして(笑)

竹本 芳生

文字の大きさ
272 / 1,517
連載

年越し準備! 7

しおりを挟む
「じゃあぁ♡私達、料理長さんの所に行ってミルク出してきますね♡」

ミナ達みんなご機嫌ですな!

「行ってらっしゃい。」

ミナがピタリと立ち止まって、私を見つめる。どうしたのかな?

「ご主人様♡全部ミルクのままで良いのでしょうか?」

一人一寸胴出すからな……

「ん~……六杯はチーズ、六杯はバターにしておいて貰える?」

「「「はぁ~い♡」」」

良い返事です。……今日は無理だけど、手始めにミナに魔力注入ガンガンして増やすのも、そのうちやろう。でも、そうなると関係性ってどうなるんだろう。
まぁ、なるようにしかならないけど。

「では、行ってきまぁ~す♡ご主人様♡」

「ん。」

バイバイと手を振って分かれる。楽しそうな声を聞きながらサテュロス達を見送る。

「嬢様、彼女達はそのぅ…」

あれ?説明してなかったっけ?

「精霊よ。牛とか山羊のなんだけど。」

うーん……とサムじい、考え込んでます。

「何じゃその、牛とか山羊っちゅうのは?」

あれ?そこから?いや、牛とか山羊って見ないな……

「簡単に言えば乳を出す動物なんだけど、それの精霊よ。だから彼女達は乳を出すんだけどね。こっちで乳を加工した物とか見たこと無かったから……」

「ほぅ……昨日のチーズっちゅうのは、美味しかったのう……ワインをたらふく飲んじまって朝は起きるのに一苦労じゃった!」

サムじいが面白おかしく言うから笑ってしまった。

「そんなに飲んだの?でも昨日はお父様もお母様もチーズをお気に召したみたいでかなり飲んでたわ。」

「そうじゃろうなぁ……どれもこれもワインの進む料理じゃったからなぁ……」

「ふふっサムじいも気に入ってくれて、嬉しい。あ、サムじいあの木になってる黄色い実採れるだけ採って洗っておいてくれる。後で取りに来るから宜しくね!」

「ああ……あの木じゃな。分かった、ちゃぁんと採っておくでな。」

「ありがとう!じゃあ、ちょっと行って来る!」

サムじいと分かれて裏庭へと走る。
天蚕達の住まいとか木々のある場所じゃないとね!
タッタカ走って行きます!広大な敷地の裏庭は広うござんす!
増築されたり、ドワーフやエルフの集落もあるしね!その裏は手付かずなんだと思ったけどな……
いや、待てよ……リコの古里も裏庭にあるんだったよね。どの辺りかは分かんないけど。
しおりを挟む
感想 5,674

あなたにおすすめの小説

【完結】 メイドをお手つきにした夫に、「お前妻として、クビな」で実の子供と追い出され、婚約破棄です。

BBやっこ
恋愛
侯爵家で、当時の当主様から見出され婚約。結婚したメイヤー・クルール。子爵令嬢次女にしては、玉の輿だろう。まあ、肝心のお相手とは心が通ったことはなかったけど。 父親に決められた婚約者が気に入らない。その奔放な性格と評された男は、私と子供を追い出した! メイドに手を出す当主なんて、要らないですよ!

私をいじめていた女と一緒に異世界召喚されたけど、無能扱いされた私は実は“本物の聖女”でした。 

さら
恋愛
 私――ミリアは、クラスで地味で取り柄もない“都合のいい子”だった。  そんな私が、いじめの張本人だった美少女・沙羅と一緒に異世界へ召喚された。  王城で“聖女”として迎えられたのは彼女だけ。  私は「魔力が測定不能の無能」と言われ、冷たく追い出された。  ――でも、それは間違いだった。  辺境の村で出会った青年リオネルに助けられ、私は初めて自分の力を信じようと決意する。  やがて傷ついた人々を癒やすうちに、私の“無”と呼ばれた力が、誰にも真似できない“神の光”だと判明して――。  王都での再召喚、偽りの聖女との再会、かつての嘲笑が驚嘆に変わる瞬間。  無能と呼ばれた少女が、“本物の聖女”として世界を救う――優しさと再生のざまぁストーリー。  裏切りから始まる癒しの恋。  厳しくも温かい騎士リオネルとの出会いが、ミリアの運命を優しく変えていく。

【完結】私は側妃ですか? だったら婚約破棄します

hikari
恋愛
レガローグ王国の王太子、アンドリューに突如として「側妃にする」と言われたキャサリン。一緒にいたのはアトキンス男爵令嬢のイザベラだった。 キャサリンは婚約破棄を告げ、護衛のエドワードと侍女のエスターと共に実家へと帰る。そして、魔法使いに弟子入りする。 その後、モナール帝国がレガローグに侵攻する話が上がる。実はエドワードはモナール帝国のスパイだった。後に、エドワードはモナール帝国の第一皇子ヴァレンティンを紹介する。 ※ざまあの回には★がついています。

王が気づいたのはあれから十年後

基本二度寝
恋愛
王太子は妃の肩を抱き、反対の手には息子の手を握る。 妃はまだ小さい娘を抱えて、夫に寄り添っていた。 仲睦まじいその王族家族の姿は、国民にも評判がよかった。 側室を取ることもなく、子に恵まれた王家。 王太子は妃を優しく見つめ、妃も王太子を愛しく見つめ返す。 王太子は今日、父から王の座を譲り受けた。 新たな国王の誕生だった。

公爵夫人は愛されている事に気が付かない

山葵
恋愛
「あら?侯爵夫人ご覧になって…」 「あれはクライマス公爵…いつ見ても惚れ惚れしてしまいますわねぇ~♡」 「本当に女性が見ても羨ましいくらいの美形ですわねぇ~♡…それなのに…」 「本当にクライマス公爵が可哀想でならないわ…いくら王命だからと言ってもねぇ…」 社交パーティーに参加すれば、いつも聞こえてくる私への陰口…。 貴女達が言わなくても、私が1番、分かっている。 夫の隣に私は相応しくないのだと…。

【完結】20年後の真実

ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。 マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。 それから20年。 マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。 そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。 おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。 全4話書き上げ済み。

お姉さまが家を出て行き、婚約者を譲られました

さこの
恋愛
姉は優しく美しい。姉の名前はアリシア私の名前はフェリシア 姉の婚約者は第三王子 お茶会をすると一緒に来てと言われる アリシアは何かとフェリシアと第三王子を二人にしたがる ある日姉が父に言った。 アリシアでもフェリシアでも婚約者がクリスタル伯爵家の娘ならどちらでも良いですよね? バカな事を言うなと怒る父、次の日に姉が家を、出た

残念ながら、定員オーバーです!お望みなら、次期王妃の座を明け渡しますので、お好きにしてください

mios
恋愛
ここのところ、婚約者の第一王子に付き纏われている。 「ベアトリス、頼む!このとーりだ!」 大袈裟に頭を下げて、どうにか我儘を通そうとなさいますが、何度も言いますが、無理です! 男爵令嬢を側妃にすることはできません。愛妾もすでに埋まってますのよ。 どこに、捻じ込めると言うのですか! ※番外編少し長くなりそうなので、また別作品としてあげることにしました。読んでいただきありがとうございました。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。