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年越し準備! 42
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近付く前にサムじいが私を見つけてニコニコとやって来てくれました。
「どうなすった?」
「うん。寄せ植えを二個作ろうと思って。何か花とかあるかな?無ければ無いで良いんだけど。」
ふむ?と考え込んで「ちょいと待っていて下さいよ。」とそう言うとどこかに行ってしまいました。
こんな時はマップにて追跡です!って作業小屋近くの花畑に行ったようです。
前世にも冬に楽しむ花はあったから、この世界にもあると思いたい。
ん?更に移動して……何だろう?建物っぽいけど。
暫くするとサムじいが大荷物で戻って来ました。
花苗もあります!ピンクの可愛らしい花です!
シクラメンとは違う、クリスマスローズみたいな花です。それと赤い実のついた万両と千両、ピンクの万両が持って来られてます!ピンクの万両とか可愛い!
「お待たせしました。これだけあれば良いかのぅ?」
「ありがとう!」
そんなに大きくない鉢が二つ目の前に置かれ、その横に花苗や万両が置かれていく。
収納なしまってた小さな松を出して万両の隣に置く。
「嬢様、鉢の底に使う石ですじゃ。」
コロコロと丸い小石が置かれていく。
……これ……この小石に魔法で温かくしたらどうなのかしら?たとえば二十度位の発熱をするようにして鉢底に入れておけば、土を入れたとしても霜が降りる程土が冷たくならないと思う……
ものは試しよ、やってみよう!小石を両手に乗せて念じる。念じた後、鑑定してチェック!
……出来てた!何と便利なのだ!チーーーートッ!
コロコロと鉢の底に入れておけば、サムじいがヒョイヒョイと土を半分位入れてくれる。
もう一つの鉢も同じように小石に魔法をかけて鉢に入れてくと、サムじいが同じ位土を入れてくれる。
一番後ろに松を置いて、赤の千両・万両を置いてからピンクの万両を置く。最後にピンクの花苗をポテポテと置いたら鉢は一杯になってしまった。笹の入る余地無し!
「ほう!可愛らしいもんじゃなぁ!」
サムじいは感心したように言うと、鉢に土を入れてくれる。
同じようにもう一つの鉢も同じようにすれば、サムじいが土を入れて仕上げてくれた。
「サムじい、何日か預かってくれる?お社の前に置くんだけど、水やりして貰いたいから。」
優しい目で鉢植えを見て、コクコクと何度も頷き「勿論ですじゃ。」と言ってくれた。
そろそろ三時も過ぎたので、天蚕の様子見に行かないとね。
「じゃあ、サムじいよろしくね!」
「任しといてくだせぇ。」
サッと立ち上がって畑から脱出する。
日が沈む前に邸に帰らないといけないので、ダッシュします!おっと、その前に!
挿し木された小さなゆずの枝の所に行き、祈ります。
「ちゃんと根が出て、立派なユズの木になりますように。」
ホワワワワ~ンと何か柔らかい緑色の光が降り注いだけどスルーして畑から脱出です!
「どうなすった?」
「うん。寄せ植えを二個作ろうと思って。何か花とかあるかな?無ければ無いで良いんだけど。」
ふむ?と考え込んで「ちょいと待っていて下さいよ。」とそう言うとどこかに行ってしまいました。
こんな時はマップにて追跡です!って作業小屋近くの花畑に行ったようです。
前世にも冬に楽しむ花はあったから、この世界にもあると思いたい。
ん?更に移動して……何だろう?建物っぽいけど。
暫くするとサムじいが大荷物で戻って来ました。
花苗もあります!ピンクの可愛らしい花です!
シクラメンとは違う、クリスマスローズみたいな花です。それと赤い実のついた万両と千両、ピンクの万両が持って来られてます!ピンクの万両とか可愛い!
「お待たせしました。これだけあれば良いかのぅ?」
「ありがとう!」
そんなに大きくない鉢が二つ目の前に置かれ、その横に花苗や万両が置かれていく。
収納なしまってた小さな松を出して万両の隣に置く。
「嬢様、鉢の底に使う石ですじゃ。」
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……これ……この小石に魔法で温かくしたらどうなのかしら?たとえば二十度位の発熱をするようにして鉢底に入れておけば、土を入れたとしても霜が降りる程土が冷たくならないと思う……
ものは試しよ、やってみよう!小石を両手に乗せて念じる。念じた後、鑑定してチェック!
……出来てた!何と便利なのだ!チーーーートッ!
コロコロと鉢の底に入れておけば、サムじいがヒョイヒョイと土を半分位入れてくれる。
もう一つの鉢も同じように小石に魔法をかけて鉢に入れてくと、サムじいが同じ位土を入れてくれる。
一番後ろに松を置いて、赤の千両・万両を置いてからピンクの万両を置く。最後にピンクの花苗をポテポテと置いたら鉢は一杯になってしまった。笹の入る余地無し!
「ほう!可愛らしいもんじゃなぁ!」
サムじいは感心したように言うと、鉢に土を入れてくれる。
同じようにもう一つの鉢も同じようにすれば、サムじいが土を入れて仕上げてくれた。
「サムじい、何日か預かってくれる?お社の前に置くんだけど、水やりして貰いたいから。」
優しい目で鉢植えを見て、コクコクと何度も頷き「勿論ですじゃ。」と言ってくれた。
そろそろ三時も過ぎたので、天蚕の様子見に行かないとね。
「じゃあ、サムじいよろしくね!」
「任しといてくだせぇ。」
サッと立ち上がって畑から脱出する。
日が沈む前に邸に帰らないといけないので、ダッシュします!おっと、その前に!
挿し木された小さなゆずの枝の所に行き、祈ります。
「ちゃんと根が出て、立派なユズの木になりますように。」
ホワワワワ~ンと何か柔らかい緑色の光が降り注いだけどスルーして畑から脱出です!
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