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年越し準備! 45
とりあえず贈る方向で決まったし、甘い物の事は明日にでもやろう。今、大事なのは今夜のタコ祭りよ!
タコ焼き・焼きタコ・タコのぶつ切り・タコ刺し・タコ飯・煮タコ・タコの酢の物……
待てよ、タコ焼きやるなら焼くやつ要るじゃん!
外行って作らないと!
「あ!アニス。もう手紙の仕分けしなくて良いわよ。ありがとう。」
コキコキと肩を解すように頭や肩を動かすアニスをキュと抱き締める。
「お疲れ。疲れが取れますように。」
言葉に魔力を乗せてみる。柔らかい緑の光がフワフワと纏わり付いて消えた。
「エリーゼ様、ありがとうございます!」
「うううん。今日は夜、赤いクラーケン使った料理で飲もうと思って。」
「赤いクラーケンですか!あれ、食べれるんですか?!」
やっぱり驚かれました。
「うん。美味しかったわよ。」
「美味しかった……?食べたんですか?」
しまったアニスの目がジト目になってる!
「ちょっとだけね。ちょっとだけ、味見程度に食べただけよ。クラーケン沢山あるし、色んな料理作って食べて飲もうって思ったのよ。」
ギュとアニスに抱き締められ、何だかアニスが可愛くなってきてよしよしと頭を撫でる。
「飲もうって……」
「お祖父さまもお祖母さまもいらっしゃって、きっと楽しくなるわよ。」
「え?大旦那様と大奥様もいらっしゃっるんですか?」
パッと顔を上げて、ビックリしてる。
「今から準備するから、すぐ外に行っちゃうけどね。」
「仕方ないです。エリーゼ様の作るお料理は美味しいから特別ですよ!思う存分作って、大旦那様と大奥様を驚かせましょう!私に出来る事はありますか?」
出来る事?
「……出来上がってからかな?」
「分かりました。じゃあ、楽しみに待ってます。」
「待ってて!」
アニスを離して踵を返して外へと向かう。
……野営セットのコンロの金網が作れるんだから、タコ焼きの焼き型だって作れる筈!
まだまだ外は明るいし、余裕!
最近活躍してる前庭のコンロの側へと行く。
地面に手を付き、目を閉じて念じる。
(タコ焼きの鉄板を私に!)
手のひらに熱を感じる……
ポコンッ!
手のひらが地面じゃないヒンヤリした凸凹の物を感じる。
そっと目を開けると、そこには立派なタコ焼きの鉄板がありました!
「業務用じゃん!」
銀色なタコをイメージしたのが良くなかったのか……
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コキコキと肩を解すように頭や肩を動かすアニスをキュと抱き締める。
「お疲れ。疲れが取れますように。」
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「うううん。今日は夜、赤いクラーケン使った料理で飲もうと思って。」
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「飲もうって……」
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「え?大旦那様と大奥様もいらっしゃっるんですか?」
パッと顔を上げて、ビックリしてる。
「今から準備するから、すぐ外に行っちゃうけどね。」
「仕方ないです。エリーゼ様の作るお料理は美味しいから特別ですよ!思う存分作って、大旦那様と大奥様を驚かせましょう!私に出来る事はありますか?」
出来る事?
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