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年越し準備! 76
邸に戻って部屋に戻ろうとしたら食堂に案内されました。
えー?何でー?
「午後のお茶の時間には少々遅いですが、ジムからこちらの試食をと申し出ておりまして。宜しいでしょうか?」
紅茶と共に出されたのはバタークッキーでした。
執事長が静かに見守る中、一枚手に取り囓る。
……しっとり系の歯応えだ……生クリームが入って、上品な甘さになってバターの風味も効いてる。それだけじゃない、僅かに塩味も感じる。
良い塩梅……この仄かな塩味……クッキーの甘さが甘過ぎないのが良い。
一枚食べ終え、紅茶を一口飲む。
ん?んー……?いつものお気に入りとは違う茶葉かな?
「やはりお気付きでしたか。今、お淹れしたのは夏に摘んだ葉で作った物です」
……春摘みと夏摘みで味が変わると言っていた事を覚えていたのね……
「春摘みとは違うわね。どちらも美味しくて良いわね」
ニコリと執事長に微笑む。
「ジムに伝えて頂戴。この間のバタークッキーも良かったけど、今日の物も良いって。そうね……アイスクリームに合わせるにはこちらの方が良いかも知れないわね」
静かに礼をした執事長が静かに微笑む。
「では彼にそう伝えておきましょう」
「よろしくね」
カチャリと飲み終わったカップをソーサーに戻し立ち上がる。
バター美味しいなぁ……バター飴とかチャレンジするべきかなぁ?こう……ミル〇ーな感じの味とか……イチゴミルクとかの飴ってどうだろう?アンネローゼもミネルバも喜ぶかな?ミルク系の飴ってソフトキャンディーになるんだっけ?
栄養価も高いし、食べ過ぎは良くないけど風邪とかで体力落ちるこの季節には良いかも……って、治癒魔法あるから関係無いって言えば無いんだけどね。
食堂を出て自分の部屋目指して歩く。
小さい頃、長く感じた廊下はやっぱり長い。
今は空いてる筈のキャスバルお兄様とトールお兄様のお部屋、今はどちらかの部屋にルークが入ってる。
その気になれば訪れる事は簡単だけど、人の目が無い訳じゃない。
今もパタパタとあちこちの扉が開いたり閉じたりしてる。
何の気なしに自分の部屋に入り、居間のソファに座る。
実際は居間と言ってもリビングダイニングなんだけど、執務机も置いてあるし他にも色々あるけどね。
「エリーゼ様、お疲れ様でした」
アニスが私の執務机の隣に置いてあるアニスの執務机から立ち上がり、紅茶の支度を始めようとする。
「アニス。下で紅茶を飲んだから冷たいお水にして頂戴」
「畏まりました!」
暖かい部屋の中、未だ脱いでない外套をつけたままだった事に気が付いてバサリと脱いで冷たい水を一気に飲み干した。
えー?何でー?
「午後のお茶の時間には少々遅いですが、ジムからこちらの試食をと申し出ておりまして。宜しいでしょうか?」
紅茶と共に出されたのはバタークッキーでした。
執事長が静かに見守る中、一枚手に取り囓る。
……しっとり系の歯応えだ……生クリームが入って、上品な甘さになってバターの風味も効いてる。それだけじゃない、僅かに塩味も感じる。
良い塩梅……この仄かな塩味……クッキーの甘さが甘過ぎないのが良い。
一枚食べ終え、紅茶を一口飲む。
ん?んー……?いつものお気に入りとは違う茶葉かな?
「やはりお気付きでしたか。今、お淹れしたのは夏に摘んだ葉で作った物です」
……春摘みと夏摘みで味が変わると言っていた事を覚えていたのね……
「春摘みとは違うわね。どちらも美味しくて良いわね」
ニコリと執事長に微笑む。
「ジムに伝えて頂戴。この間のバタークッキーも良かったけど、今日の物も良いって。そうね……アイスクリームに合わせるにはこちらの方が良いかも知れないわね」
静かに礼をした執事長が静かに微笑む。
「では彼にそう伝えておきましょう」
「よろしくね」
カチャリと飲み終わったカップをソーサーに戻し立ち上がる。
バター美味しいなぁ……バター飴とかチャレンジするべきかなぁ?こう……ミル〇ーな感じの味とか……イチゴミルクとかの飴ってどうだろう?アンネローゼもミネルバも喜ぶかな?ミルク系の飴ってソフトキャンディーになるんだっけ?
栄養価も高いし、食べ過ぎは良くないけど風邪とかで体力落ちるこの季節には良いかも……って、治癒魔法あるから関係無いって言えば無いんだけどね。
食堂を出て自分の部屋目指して歩く。
小さい頃、長く感じた廊下はやっぱり長い。
今は空いてる筈のキャスバルお兄様とトールお兄様のお部屋、今はどちらかの部屋にルークが入ってる。
その気になれば訪れる事は簡単だけど、人の目が無い訳じゃない。
今もパタパタとあちこちの扉が開いたり閉じたりしてる。
何の気なしに自分の部屋に入り、居間のソファに座る。
実際は居間と言ってもリビングダイニングなんだけど、執務机も置いてあるし他にも色々あるけどね。
「エリーゼ様、お疲れ様でした」
アニスが私の執務机の隣に置いてあるアニスの執務机から立ち上がり、紅茶の支度を始めようとする。
「アニス。下で紅茶を飲んだから冷たいお水にして頂戴」
「畏まりました!」
暖かい部屋の中、未だ脱いでない外套をつけたままだった事に気が付いてバサリと脱いで冷たい水を一気に飲み干した。
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