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大晦日 17
ヤバいヤバい!抜いたスプーンに再度盛ってルークを見つめる。
……うん、ジト目ですね。私のBL脳が絶叫してのを感じたようです。ハハハッ!いやぁ、煩悩パワーて凄いね!(汗)
「はい♡今度はパンケーキもアンコも梅の甘露煮も生クリームも果物も乗ってるわよ♡」
♡飛ばして誤魔化してみたが、ルークのジト目は変わらなかった。
何も言わずハムハムと差し出したスプーンのスイーツを食べて満足そうに息わ吐いた。
「美味しかった。これは午後のお茶に出た甘味なら全て食べたな」
しまったぁ!抜かったわ!そうか、タイミング悪かった。食後のデザートにはちと量が……
「あら?そうかしら。私はこれ位が良いのですけど」
お母様ぁ!満足そうな笑顔ですけど、二皿ペロリですか!
……綺麗に完食してました。
あれか……お母様の半分は甘味で出来てる……そういう事ですか……
「ハハハ……夫人は本当に甘味が好きですね」
「勿論ですわ!帝国よりも遙かに美味しい甘味を真っ先に味わえるなんて、どれ程贅沢だと思うのかしら?」
お母様の一言で私もルークも無言になってしまった。特にルークの顔は真剣に考え込んだ。
言われてみればお母様の言うとおりだ。王国も帝国もこのシュバルツバルト領・領主館で出される甘味のレベルより遙かに低い。
王国に至っては、王族と一部の貴族以外はスイーツと呼べる物は殆ど口にしてない。
収納からササミ(蒸し)をニャンコ達とユキとリコにあげ、ハバネロを一本ずつピカ太郎とルチルにあげ、リンゴを三個ヒナにあげる。
平民であれば季節の果物位は口に出来るだろう……まだその程度だ。
「うまうまにゃー!」とか「コレおいしいにゃ!」とか「さっぱりしてるけどうまみもあっておいしいにゃ!」とか「あかいピカピカうれしいピカ!」とか「このあかいのおいしいやつピカ!」とか「あっさりしてるけどキライじゃないコン!」とか色々聞こえたけどルークからの発言はまだ聞こえない。
「……そうですね。エリーゼが作り料理や甘味は帝国皇帝が口にする物よりも遙かに美味です」
ルークの瞳には力強い何かがあった。
「私は帝国民にもこの美味を味わって貰いたい」
強く真剣な声だった。
彼は……ルークは私の所に婿入りするけど帝国皇子なのだ。その胸に帝国民を思う気持ちが宿ってるのだ。私がシュバルツバルト領の領民を思うように。
「さすがですわ、それでこそ帝国皇子です。甘んじて帝国民を切り捨てるようなお考えでしたら軽蔑しておりましたわ、ルーク殿下」
ゾクリとした……お母様の目は冷え冷えとした星が煌めいてるかのようだった。
……うん、ジト目ですね。私のBL脳が絶叫してのを感じたようです。ハハハッ!いやぁ、煩悩パワーて凄いね!(汗)
「はい♡今度はパンケーキもアンコも梅の甘露煮も生クリームも果物も乗ってるわよ♡」
♡飛ばして誤魔化してみたが、ルークのジト目は変わらなかった。
何も言わずハムハムと差し出したスプーンのスイーツを食べて満足そうに息わ吐いた。
「美味しかった。これは午後のお茶に出た甘味なら全て食べたな」
しまったぁ!抜かったわ!そうか、タイミング悪かった。食後のデザートにはちと量が……
「あら?そうかしら。私はこれ位が良いのですけど」
お母様ぁ!満足そうな笑顔ですけど、二皿ペロリですか!
……綺麗に完食してました。
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「勿論ですわ!帝国よりも遙かに美味しい甘味を真っ先に味わえるなんて、どれ程贅沢だと思うのかしら?」
お母様の一言で私もルークも無言になってしまった。特にルークの顔は真剣に考え込んだ。
言われてみればお母様の言うとおりだ。王国も帝国もこのシュバルツバルト領・領主館で出される甘味のレベルより遙かに低い。
王国に至っては、王族と一部の貴族以外はスイーツと呼べる物は殆ど口にしてない。
収納からササミ(蒸し)をニャンコ達とユキとリコにあげ、ハバネロを一本ずつピカ太郎とルチルにあげ、リンゴを三個ヒナにあげる。
平民であれば季節の果物位は口に出来るだろう……まだその程度だ。
「うまうまにゃー!」とか「コレおいしいにゃ!」とか「さっぱりしてるけどうまみもあっておいしいにゃ!」とか「あかいピカピカうれしいピカ!」とか「このあかいのおいしいやつピカ!」とか「あっさりしてるけどキライじゃないコン!」とか色々聞こえたけどルークからの発言はまだ聞こえない。
「……そうですね。エリーゼが作り料理や甘味は帝国皇帝が口にする物よりも遙かに美味です」
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「私は帝国民にもこの美味を味わって貰いたい」
強く真剣な声だった。
彼は……ルークは私の所に婿入りするけど帝国皇子なのだ。その胸に帝国民を思う気持ちが宿ってるのだ。私がシュバルツバルト領の領民を思うように。
「さすがですわ、それでこそ帝国皇子です。甘んじて帝国民を切り捨てるようなお考えでしたら軽蔑しておりましたわ、ルーク殿下」
ゾクリとした……お母様の目は冷え冷えとした星が煌めいてるかのようだった。
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