文字の大きさ
大
中
小
380 / 1,624
連載
大晦日 40
「ん?ジョルジオって……軽くお名前を呼んでたけど……」
何も考えずポロリです。
「あら、言って無かったかしら?ジョルジオ皇太子は同い年で幼馴染みで私の家来よ」
待てぇい!さり気なくサラッと家来とか言いましたね!
「家来……」
あ、ルークがそこに食い付きました!食い付くよね!私だって食い付くわよ!何よ、家来って!仮にも次期帝国皇帝ですよ!
「ホホホ……家来は家来ですわよ」
否定しなかった!しかも悪い笑顔で言いましたよ!
「お母様……お母様は帝国ではどういったお立場だったのでしょう?」
怖いけど聞いておくべきな気がする。
「私?私はシルヴァニア公爵家令嬢でしたわよ。同い年の方々は皆、私に逆らったりする様な方はいなかったわね」
女帝や!お母様、帝国同級生把握してたんや!コッワ!見た目、小っちゃくて可愛らしいのに完全な支配者やったんや!
「さすが……」
ん?何処から?
「さすが俺のフェリシアだ!」
お母様の一番の信者がここにいた!お父様、渋格好いい声でリコを撫で繰り回しながら言うセリフじゃえりません!
「なる程!良かったな、ハインリッヒ。何処に行っても心配無いな!」
お祖父さままで何言うてますのん?!
「あら、我が家がうっかり王国から独立しても困らないわねぇ」
お祖母さま?何、不謹慎な事言うてますのん?!
「それは素晴らしい考えですね。我が家に帝国皇帝の流れをくむルークが婿入りしてシルヴァニア家の流れをくむ母上とエリーゼがいますしね!」
ギャアァァァ!キャスバルお兄様まで何言うてますのん?!
「兄貴の言う通りですね、いじとなったら王国から独立しましょう」
トールお兄様まで!不謹慎よ!
「あら、独立なんて……でも、そうね……ルークが我が家に婿入りしたら簡単そうね」
黒い!黒い笑顔があちこちに!
「そうだな、元々は別の国だったんだ。あんまり煩いならそれも一考だろう。ハインリッヒ、その気があったらいつでも王国は切り捨てる事も考えておけ」
お祖父さまの重い言葉にサロンがシーンとしちゃいました。
冗談とかじゃないのね……年末、サラッと重いネタ話しまくってるわ……
「失礼だが、第二王子妃は俺の姉上で……」
「キャロライン様の事なら心配なさらなくて結構よ。キャロライン様にはシルヴァニア家から侍女が一人出向いておりますから」
「そうですか」
あからさまにホッとするルークにシルヴァニア家ってそんなに凄いのか?と考え込んでしまう。
シルヴァニア家って正直、ただ頭が良いってだけじゃないのか?
何も考えずポロリです。
「あら、言って無かったかしら?ジョルジオ皇太子は同い年で幼馴染みで私の家来よ」
待てぇい!さり気なくサラッと家来とか言いましたね!
「家来……」
あ、ルークがそこに食い付きました!食い付くよね!私だって食い付くわよ!何よ、家来って!仮にも次期帝国皇帝ですよ!
「ホホホ……家来は家来ですわよ」
否定しなかった!しかも悪い笑顔で言いましたよ!
「お母様……お母様は帝国ではどういったお立場だったのでしょう?」
怖いけど聞いておくべきな気がする。
「私?私はシルヴァニア公爵家令嬢でしたわよ。同い年の方々は皆、私に逆らったりする様な方はいなかったわね」
女帝や!お母様、帝国同級生把握してたんや!コッワ!見た目、小っちゃくて可愛らしいのに完全な支配者やったんや!
「さすが……」
ん?何処から?
「さすが俺のフェリシアだ!」
お母様の一番の信者がここにいた!お父様、渋格好いい声でリコを撫で繰り回しながら言うセリフじゃえりません!
「なる程!良かったな、ハインリッヒ。何処に行っても心配無いな!」
お祖父さままで何言うてますのん?!
「あら、我が家がうっかり王国から独立しても困らないわねぇ」
お祖母さま?何、不謹慎な事言うてますのん?!
「それは素晴らしい考えですね。我が家に帝国皇帝の流れをくむルークが婿入りしてシルヴァニア家の流れをくむ母上とエリーゼがいますしね!」
ギャアァァァ!キャスバルお兄様まで何言うてますのん?!
「兄貴の言う通りですね、いじとなったら王国から独立しましょう」
トールお兄様まで!不謹慎よ!
「あら、独立なんて……でも、そうね……ルークが我が家に婿入りしたら簡単そうね」
黒い!黒い笑顔があちこちに!
「そうだな、元々は別の国だったんだ。あんまり煩いならそれも一考だろう。ハインリッヒ、その気があったらいつでも王国は切り捨てる事も考えておけ」
お祖父さまの重い言葉にサロンがシーンとしちゃいました。
冗談とかじゃないのね……年末、サラッと重いネタ話しまくってるわ……
「失礼だが、第二王子妃は俺の姉上で……」
「キャロライン様の事なら心配なさらなくて結構よ。キャロライン様にはシルヴァニア家から侍女が一人出向いておりますから」
「そうですか」
あからさまにホッとするルークにシルヴァニア家ってそんなに凄いのか?と考え込んでしまう。
シルヴァニア家って正直、ただ頭が良いってだけじゃないのか?
感想 5,724
あなたにおすすめの小説
【完結】留学先から戻って来た婚約者に存在を忘れられていました
山葵国王陛下の命により帝国に留学していた王太子に付いて行っていた婚約者のレイモンド様が帰国された。
王家主催で王太子達の帰国パーティーが執り行われる事が決まる。
レイモンド様の婚約者の私も勿論、従兄にエスコートされ出席させて頂きますわ。
3年ぶりに見るレイモンド様は、幼さもすっかり消え、美丈夫になっておりました。
将来の宰相の座も約束されており、婚約者の私も鼻高々ですわ!
「レイモンド様、お帰りなさいませ。留学中は、1度もお戻りにならず、便りも来ずで心配しておりましたのよ。元気そうで何よりで御座います」
ん?誰だっけ?みたいな顔をレイモンド様がされている?
婚約し顔を合わせでしか会っていませんけれど、まさか私を忘れているとかでは無いですよね!?
【完結】僻地の修道院に入りたいので、断罪の場にしれーっと混ざってみました。
櫻野くるみ王太子による独裁で、貴族が息を潜めながら生きているある日。
夜会で王太子が勝手な言いがかりだけで3人の令嬢達に断罪を始めた。
ひっそりと空気になっていたテレサだったが、ふと気付く。
あれ?これって修道院に入れるチャンスなんじゃ?
子爵令嬢のテレサは、神父をしている初恋の相手の元へ行ける絶好の機会だととっさに考え、しれーっと断罪の列に加わり叫んだ。
「わたくしが代表して修道院へ参ります!」
野次馬から急に現れたテレサに、その場の全員が思った。
この娘、誰!?
王太子による恐怖政治の中、地味に生きてきた子爵令嬢のテレサが、初恋の元伯爵令息に会いたい一心で断罪劇に飛び込むお話。
主人公は猫を被っているだけでお転婆です。
完結しました。
小説家になろう様にも投稿しています。
「私が愛するのは王妃のみだ、君を愛することはない」私だって会ったばかりの人を愛したりしませんけど。
下菊みことこのヒロイン、実は…結構逞しい性格を持ち合わせている。
レティシアは貧乏な男爵家の長女。実家の男爵家に少しでも貢献するために、国王陛下の側妃となる。しかし国王陛下は王妃殿下を溺愛しており、レティシアに失礼な態度をとってきた!レティシアはそれに対して、一言言い返す。それに対する国王陛下の反応は?
小説家になろう様でも投稿しています。
ド近眼の伯爵令嬢は婚約破棄されたらしいですが、相手が誰だか見えていませんでした
茨野 三智婚約破棄を告げられた伯爵令嬢エレノア。
けれど彼女は、相手の顔を見ても首をかしげるだけだった。
「失礼ですが……どちら様でしょう?」
重度の近眼ゆえに、婚約者の顔すら判別できなかったのである。
社交より研究が大好きな彼女は、婚約解消をあっさり受け入れ、魔導工学の研究へ没頭する日々を送ることに。そんなある日、王立図書館で出会った謎の青年リヒトの何気ない一言から、世界を変える大発明への道が開かれていく。
やがて誕生するのは、人々の人生を一変させる「魔導レンズ」。
見た目や噂だけで彼女を切り捨てた者たちが後悔する頃、エレノアの隣には、最初から彼女の価値を見抜いていた人物がいた――。
天然研究者令嬢が恋も夢もつかみ取る、ほのぼのラブコメファンタジーです。
【完結】 メイドをお手つきにした夫に、「お前妻として、クビな」で実の子供と追い出され、婚約破棄です。
BBやっこ侯爵家で、当時の当主様から見出され婚約。結婚したメイヤー・クルール。子爵令嬢次女にしては、玉の輿だろう。まあ、肝心のお相手とは心が通ったことはなかったけど。
父親に決められた婚約者が気に入らない。その奔放な性格と評された男は、私と子供を追い出した!
メイドに手を出す当主なんて、要らないですよ!
旦那様には好きな人がいる
えくれあ私の旦那様である、テオドール・セルヴァン侯爵様には好きな人がいる。
それは、幼馴染であり、王太子妃でもあるマチルダ様だ。
お二人は、いつもとても仲睦まじいご様子で、そんな叶わぬお二人の恋をそっと見守るのが私の日常だった。
そんなある日、夜会にめったに顔を出さない王太子殿下に、ダンスに誘われて。それがきっかけで、私の日常は少しずつ変化し始めた。
【完結済】ワザと醜い令嬢をしていた令嬢一家華麗に亡命する
satomi醜く自らに魔法をかけてケルリール王国王太子と婚約をしていた侯爵家令嬢のアメリア=キートウェル。フェルナン=ケルリール王太子から醜いという理由で婚約破棄を言い渡されました。
もう王太子は能無しですし、ケルリール王国から一家で亡命してしまう事にしちゃいます!
毒はすり替えておきました
夜桜 令嬢モネは、婚約者の伯爵と食事をしていた。突然、婚約破棄を言い渡された。拒絶すると、伯爵は笑った。その食事には『毒』が入っていると――。
けれど、モネは分かっていた。
だから毒の料理はすり替えてあったのだ。伯爵は……。