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大晦日 49
コテンとルークに寄っかかる。このとんでもないイケメンと結婚するのか……いや!私だってメッチャ美少女に生まれてる!そりゃあもう、ビックリする位の美少女よ!ユルフワ系じゃないけど!どっちかと言えば姉系美少女だけど!隣に並んで立ってても何ら見劣りしない筈!
チラチラとルークを見れば、何処とも知れない場所を見てる。
きっと、これはマップの時計表示を見てるに違いない。
私も時計を見つめる。うん、後少しで新年になる。
表示がオール0になった!
「新年明けましておめでとうございます」
ルークに向かってペコリと頭を下げる。
「新年明けましておめでとう。これからも宜しく」
ルークからの挨拶は丁寧で真心がこもってるように感じる。
「こちらこそ宜しくお願いします」
頭を上げてルークを見つめる。
ルークの目が優しい……
「おっと……」
ヒョイヒョイとノエルとルチルを下ろすとサッ!と日本酒を空いてるグラス二つに少しずつ注いで、二つを手にしたかと思ったら一つを手渡された。
「新年のお神酒の代わり」
「ありがとう」
グラスを受け取ってヘラリと笑う。
誰かとこんな風に年越し出来るなんて……その甘ったるい幸せが嬉しい。
カチンとグラスが合わさり、耳に心地良い音が聞こえた。
一口か二口位しか入ってないお酒を一気に飲み干し、サロンの中を見回す。
家族が居て、大好きなルークが居て、私のテイムした可愛い仲間が居て……何て幸せなんだろう。
じわりと潤む視界に言葉が出ない。
「どうしたっ?!」
ルークの慌てた声にちょっとだけ泣き笑いみたいなってしまう。
「家族皆で年越しって良いわね」
ルークが真剣な顔になった。
「そうだな。こんな風に家族全員揃って、お酒を嗜みながら新年を迎えるなんて中々出来ないもんな」
ルークの言葉が胸に刺さる。
全員が大人になって、その全員が楽しくお酒を飲んで新年をむかえるなんて前世でも難しい事だったと思う。
同級生の女友達の殆どが結婚してて、義理の両親の愚痴と対処の出来ない夫の愚痴が凄かった。
いや、上手くいってる友達もいたけどね。それは義理の両親と意思疎通が上手くいってたからだとも思ったけどね……難しいね。
お父さんとお母さん……もし生きてたら一緒にお酒飲めてたかな?
「エリーゼ。新年明けましておめでとう」
お母様がフワリとした笑顔で私を見つめてる。
「新年明けましておめでとうございます!今年はやる事沢山ですけど、頑張りますわ!」
今年の抱負よ!
「まぁ、フフフ……頑張り過ぎは禁物よ。婚姻式も控えてるのだから」
婚姻式!そうだ!結婚式するんだよね!
あ……自覚したら顔に熱が集まってくる……
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「新年明けましておめでとう。これからも宜しく」
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頭を上げてルークを見つめる。
ルークの目が優しい……
「おっと……」
ヒョイヒョイとノエルとルチルを下ろすとサッ!と日本酒を空いてるグラス二つに少しずつ注いで、二つを手にしたかと思ったら一つを手渡された。
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「ありがとう」
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「そうだな。こんな風に家族全員揃って、お酒を嗜みながら新年を迎えるなんて中々出来ないもんな」
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「まぁ、フフフ……頑張り過ぎは禁物よ。婚姻式も控えてるのだから」
婚姻式!そうだ!結婚式するんだよね!
あ……自覚したら顔に熱が集まってくる……
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