婚約破棄されまして(笑)

竹本 芳生

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連載

元日! 3

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「お帰りなさいませ。湯浴みの支度は済んでおります」

可愛いアニスの声に癒される!

「ん、皆一緒に入ろ」

「畏まりました」

アニスの笑顔、尊い!

「やったにゃ!」

「ご主人とのおふろ、うれしいにゃ!」

タマ、トラジ……可愛いねぇ……

「はいっていいピカ……?」

ピカ太郎よ……モジモジすんな……

「フフッピカちゃんは目隠しするわよ」

「ヒドイピカーッ!」

叫んだよ(笑)

「ま、お約束だよ。それとも部屋で待っとく?」

一応聞いとく。選べ!

「はいるピカ……」

「あっ、入るのは浴室までだから。別の浴槽に入って貰うから」

うっかり感電とかシャレにならないしね。

「アニス。後でタライを出すから安心して」

「はい」

「うれしいコン!」

キューン……(嬉しい……)

ピュピュイ!(楽しそう!)

うん、皆一緒で嬉しい!

「では私、ピカちゃんの目隠し持って来ますね!」

元気いっぱいな笑顔で走って寝室から出て行ったよ……
数分もしない内に戻って来た……けど……何、その目隠し……
目隠しと言うより鉄仮面かな?と思うようなゴツイ代物持って来たよ……

「ピカちゃん!ピカちゃんの為にドワーフの所に頼んでおいたんですよ!きっとピッタリですよ!良かったですね!」

そう言って手際良くスポッと被せましたよ。
あえて言うと鉄製のオムツ(ローライズって言うの?股上の浅いやつ)のような形です。
鼻とか口はちゃんと出てるのに、目どけはちゃんと隠れてる。
カチャン!と何か下ろす音がしたよ……鍵付きじゃないのかな?

「くっ……くらいピカ!」

「抱っこしてあげますからね。でもおかしげな事したら容赦しませんからね」

アニスから黒いオーラが!

「しないっ!しないピカッ!」

何か恐ろしいスタンドでも見たのだろうか?短い前足をバタバタしてます。
……やばい、何か面白可愛い……

「バカにゃ……」

タマよ、そんな事言っちゃダメ。

「ホントにゃ……」

トラジもダメよ……

「さ、お風呂に入りましょう!」

いざ入浴タイム!
ゾロゾロと浴室に向かって行くけど、うちのカワイコちゃん達は可愛いし癒される~♡

「ふふふ……」

「嬉しそうですね」

「まぁね」

やっぱり皆でお風呂って良いよね~
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