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元日! 8
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チビナビちゃん達のスペックの高さが怖い!
髪飾りとか簪とかもレベル高いし……いや、ちょっと待て!
真珠が丸いのは理解出来る。問題は珊瑚だよ!削ったり球体にしたりって工作機械あるって事じゃん!
どうなってる!八丈島!
いや、手仕事なのか?スーパー職人技なのか?
謎が深まるばかりだよ!
「はい。リコ、可愛くなったよ~」
よそ事考えてても手がちゃんと仕事するとか、何て有能な私の手!
「ありがとコン!うれしいコン!」
フッサフサの尻尾(六本)をフリフリしながら、まだ姿見の前にいるタマとトラジの所にトッテテトッテテと走って行ったわよ。
「えーと……先にヒナでも良いかな?」
ク~ン……(良いよ……)
「うん、ゴメンね。ユキはちょっと大変だから、最後にしっかり着付けたいんだよね」
ワフッ!(待ってる!)
「じゃ、ヒナ」
ピュピュイッ!(ユキ、お先にね!)
えーと……翼の半分位は袖になるのか……後はあんまり変わらないね。
帯は腹でクロスさせるのかな……
「よし!じゃ、着付けるよ~」
法被っぽい作りで合わせの所に小さな紐が付いてて、この紐を縛って……
帯風のは腹でクロスさせて……背中で蝶々結びにして……
「出来たっ!うん、可愛い!」
半分サイズだからこその可愛らしさよ!
ピュピュ~イッ!(ありがとうご主人!)
「うん、皆と一緒に見ておいで」
ピュイッ!(はいっ!)
ハフ……と大きく息を吐く。これで残りはユキだけ。
何故かユキだけ小さな飾りリボンが二つあった。
赤い珊瑚玉が付いた物。
「ユキ、お待たせ。着付けよっか」
ワンッ!(はいっ!)
基本的な作りはリコのと変わらないので大して難しい訳じゃない。
ただ大きいのでその分手間が掛かる。
……真っ白な体に赤地の着物は華やかでとても似合ってる。
女の子だもの、やっぱり嬉しいのかいつもより顔が嬉しそうだ。
「これで着付けれたから……」
ワンッ!(終わり!)
「じゃないわよ。まだあるのよユキ、動かないでね」
クゥ~ン……(頑張る……)
耳の外側の飾り毛みたいに長い毛を一束手に取り飾りリボンを蝶々結びにしてく。
赤い細いリボンが何本かクルクルと巻いてある。蝶々結びする、リボンとは違う幅だから迷う事は無い。
ちょうど蝶々結びする辺りに赤い珊瑚玉が来るようになってるのも心憎い。
赤赤同士で分かりづらい様なきがするけど、素材違いのおかげで可愛い仕上がりになってる。
両耳の所で縛り終え、これでユキも可愛く出来上がった。
「ユキ、お疲れ様。さ、皆の所に行って良いよ」
ワフッ!(行ってくる!)
「さ、お次はエリーゼ様ですよ」
手に当て布と言うか詰め物と言うか、縫い上がった物を持ってる笑顔のアニスがユラリと立って私を笑顔で見つめてました。
髪飾りとか簪とかもレベル高いし……いや、ちょっと待て!
真珠が丸いのは理解出来る。問題は珊瑚だよ!削ったり球体にしたりって工作機械あるって事じゃん!
どうなってる!八丈島!
いや、手仕事なのか?スーパー職人技なのか?
謎が深まるばかりだよ!
「はい。リコ、可愛くなったよ~」
よそ事考えてても手がちゃんと仕事するとか、何て有能な私の手!
「ありがとコン!うれしいコン!」
フッサフサの尻尾(六本)をフリフリしながら、まだ姿見の前にいるタマとトラジの所にトッテテトッテテと走って行ったわよ。
「えーと……先にヒナでも良いかな?」
ク~ン……(良いよ……)
「うん、ゴメンね。ユキはちょっと大変だから、最後にしっかり着付けたいんだよね」
ワフッ!(待ってる!)
「じゃ、ヒナ」
ピュピュイッ!(ユキ、お先にね!)
えーと……翼の半分位は袖になるのか……後はあんまり変わらないね。
帯は腹でクロスさせるのかな……
「よし!じゃ、着付けるよ~」
法被っぽい作りで合わせの所に小さな紐が付いてて、この紐を縛って……
帯風のは腹でクロスさせて……背中で蝶々結びにして……
「出来たっ!うん、可愛い!」
半分サイズだからこその可愛らしさよ!
ピュピュ~イッ!(ありがとうご主人!)
「うん、皆と一緒に見ておいで」
ピュイッ!(はいっ!)
ハフ……と大きく息を吐く。これで残りはユキだけ。
何故かユキだけ小さな飾りリボンが二つあった。
赤い珊瑚玉が付いた物。
「ユキ、お待たせ。着付けよっか」
ワンッ!(はいっ!)
基本的な作りはリコのと変わらないので大して難しい訳じゃない。
ただ大きいのでその分手間が掛かる。
……真っ白な体に赤地の着物は華やかでとても似合ってる。
女の子だもの、やっぱり嬉しいのかいつもより顔が嬉しそうだ。
「これで着付けれたから……」
ワンッ!(終わり!)
「じゃないわよ。まだあるのよユキ、動かないでね」
クゥ~ン……(頑張る……)
耳の外側の飾り毛みたいに長い毛を一束手に取り飾りリボンを蝶々結びにしてく。
赤い細いリボンが何本かクルクルと巻いてある。蝶々結びする、リボンとは違う幅だから迷う事は無い。
ちょうど蝶々結びする辺りに赤い珊瑚玉が来るようになってるのも心憎い。
赤赤同士で分かりづらい様なきがするけど、素材違いのおかげで可愛い仕上がりになってる。
両耳の所で縛り終え、これでユキも可愛く出来上がった。
「ユキ、お疲れ様。さ、皆の所に行って良いよ」
ワフッ!(行ってくる!)
「さ、お次はエリーゼ様ですよ」
手に当て布と言うか詰め物と言うか、縫い上がった物を持ってる笑顔のアニスがユラリと立って私を笑顔で見つめてました。
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